0.5から始めるインディーゲーム開発 初作編⑰~タイトル画面を消し飛ばした~

こんにちは、Yasaです。
さて、突然ですがこちらをご覧ください。

テッテットッテテッテットッテ♪とタイトルBGMが流れています。

これ・・・タイトル画面だったんですよ・・・

何が起こっているかというと、タイトル画面が起動しなくなっています!
タイトル画面が開けないのはかなり致命的です。

今回はこれを解決したり予防する策を学んだ話を書いていきます。カナシミ


一体何が起きたんでしょう

原因はものすごく単純でした。

ごちゃごちゃしてますがタイトル画面のマップに間違えてタイルをセットしている様子。

こちらは「タイトル画面」という名前のマップなんですが、その名の通り「ゲーム開始」「ロード」「ゲーム終了」の選択肢が表示されるマップでもあるんです。

タイトル画面でゲーム開始を選択するとすぐにストーリーが始まるのですが、その「タイトル画面」を呼び出すイベントを消してしまっているんです。

こんなやつ

それがもう、マップのどこにも無いのでそういうことですよね・・・

復旧しなさいよ!

インストールした時のウディタは自動バックアップが初めはオフになっているようです。
他にバックアップも取っていなかったのでこれは完全にやらかしですね・・

この後すぐにバックアップするように設定しました。

オプション→エディターオプションを開くとこの設定画面が出るので、とにかく真っ先にこれを機能させるのが最優先だと学びました。

他に載っていた予防策

・作り終えた同じマップをコピーして「バックアップ」という文字を付け足したマップ名にして保存しておく方法がありました。
今回のように「イベントを消した」ぐらいなら、そこからイベントをコピーして復元できるわけですね。
・そもそもゲーム起動の一連の流れをコモンイベントに保存する方法もありました。
消えては困る複雑な仕組みはマップ内のイベントではなくコモンイベントに収納しておくのも良さそうでした。

なんで消えたのか?

エディター画面を開きっぱなしでPC作業をよくするのですが、何かの作業でDeleteキーを押したのか、それがウディタに操作反映されてイベントが消えたというのが予測です。
つけっぱなしはいけませんね!!
フォルダ整理していらないデータを消しまくる時にDeleteをめちゃめちゃ使った記憶があるので多分それです。

で、ゲームどうするの?

もちろんこれでも挫けません。
幸い、同時進行で寄り道した作りかけのゲームがあるので、どのようにタイトル画面を呼び出すのかがわかるんです。
つまり、あっちのゲームのエディターを開いてタイトル呼び出しイベントを見ながら同じシステムを打ち込めば元通りになるはずです。
ちなみにコピーペーストはできませんでした。
そして、Youtubeで進捗動画を公開していたおかげで、ストーリー内容や動作もわかるわけです。なんか残しておいてよかったあああ!

というわけで、残っている情報を使って手動で元に戻していきます。

パソコン自体に「システムの復元」っていう作業がありますが、それをやっても個々のフォルダ内で起きた事は戻せないかもしれませんし、あまりにも前すぎる日付で復元すると、他の大事な作業が消えてしまう恐れもあるので、手動で復元を試みます。

そうそう、だいぶ前にディスククリーンアップをしていろんなフォルダに削除をかけたら、しばらく使っていなかったため制作中のゲーム内データがだいぶ消えたこともありました。
本格的に制作活動をやっていくなら、この辺のロック機能だったりも対策しておく必要があるかもしれません。

修復作業

制作中の別のゲームのエディターを開いて「タイトル呼び出しイベント」を見ます。
これと同じように、消してしまったゲームのエディターの方でイベントを作れば「タイトル呼び出しイベント」を復元できるはず!

直し終わった上で修正したので若干異なってます

さて、組み終えたのでゲームを起動すると・・・

よかったあああ

なんとか元に戻す事ができました。
タイトル呼び出し画面の作成に加えて、ストーリーが少し含まれてたのでそれも書き込む必要がありました。
これに懲りたら
・バックアップする
・作業が終わったらエディターは閉じる
っていう当たり前の事は備えましょうって事ですね・・

さて、今回は比較的取り返しがつく失態だったと思います。
もっと大きな失態に繋がらなくて幸いでした。

ちょっと怠けた習慣だったり、雑に暮らしていると簡単に失態に繋がるのがどうにもこの世の仕組みって感じですね・・
というわけで、雑に暮らしても大丈夫なように予防策はちゃんと組んでおきましょうという話でした。

ただ、復元をやってみた事でなんとなくシステムの組み方が少しだけわかった気もしたので、ちゃんと予め組まれてる変数の中身を見てみると新しいシステムのアイデアが湧くかもしれませんね。

それでは今回はここまでになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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