最小のもので最大の効果を出すものは、僕が考えうる限り、「言葉」であると思う。
言葉は希望にもなるし、絶望にもなる。思考することで、何かを生み出すこともできるし、考えないことで、無にもなる。もちろん、無も言葉である。
僕はN H Kで放送されている『映像の世紀バタフライエフェクト』という番組が好きで、録画したものを時間がある時に見ている。
「ソ連崩壊 ゴルバチョフとロックシンガー」(初回放送日: 2022年10月31日)では、アフガニスタン侵攻によって危機を迎えたソ連に登場したのが、ゴルバチョフとロックバンド「キノー」が紹介されている。
番組の中で、若者の言葉が紹介されている。
「ロックが生まれた」
彼らを動かしたタイトルは「変化を」。
言葉は世界を変える。僕らはその瞬間を何度も目撃してきた。
そして、言葉は自分を変える最小で最大のツールである。そして、言葉は誰にでも平等に使うことができる数少ないツールでもある。
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