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オサーンは天下を取りにいく⑤
つーわけで、「まえがき」に東野圭吾がどっかで書いたハズの「警察は警察小説を読まない」的な表現を引用するため、どの作品かを特定することになったオサーン。
前記事で書いたとおり、俺の圭吾録はマスカレードナイトあたりで止まってっから、そこまでで読んだ記憶のあるやつだけをチョイス。
とはいえ、この量ですよ。
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で、読書系ようつべerの力を借りることにした他力本願オサーン。
東野圭吾で検索して出てきた動画に片っ端からイイねとコメして反応を待つ。
そっからレスくれた主にそれとなく、「『警察は警察小説を読まない』的な表現あったっすよねー、あれどの作品だったかなぁ」とコメ返しするも、「確かに警察は読まないのかもしれませんね」とかそんなのばっか。
いや、個人の感想はいらねーんだよと
このなんちゃって圭吾erが!
(ハルキストに対抗した造語)
と毒づくオサーン。
(返信くれた主様たち、スマソ)
つーわけで、いよいよ背水の陣で自力リサーチを始めたオサーン。
でもね、目星はついてたんすよ。
「幻夜」か「白夜行」のどっちかだろうと。
そんで「白夜行」は電子書籍でリサーチ済だから、「幻夜」だろうと。
なんで「幻夜」は電子化してへんねんと。
よりによってこんな鈍器本を。
そうか、これは神と圭吾が俺に与えた試練なのかと。
よし、やったるかと。
早速、1ページ目から該当部分のリサーチ開始。
最終ゲラが完成して執筆から解放されたら、久しぶりに本読もうかなーと思ってた矢先、
まさかの強制読書がスターティン!
読書は「ゆっくり派」もいれば「飛ばし読み」とか「つまみ読み」とか「三度読むべし」とかいう偉人もおったなあ。
今俺がやってるのは、どれともちゃう。
ただ文字を目で追っているだけ。
しかも、途中でついつい読んじゃって、「あれ?何を探してんだっけ?」ってなるから、しおりに
「警察 小説 読まない トリック 動機 現実」
と書いて、俺のRASに叩き込む。
でもね、「あぁ~雅也ぁ~アカンて!」とか「でも美冬にあんなコトやこんなコトされたらしゃあないわ~」とか「加藤刑事、あんたフラグ立ってんで!」とかツッコまずにはいられないわけですよ。ツッコ民族の俺としては。
で、結局フツーに読んじゃったわけ。
で、該当部分もなかったわけ。
MAJICA⁉️
つーわけで、俺のファスト読書ファイトは続く。