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移住への第一歩。家探し。②

色々悩んだ末、最終的に絞りこんだのがこの3点でした。

 ①空港までの距離が程よく(出来れば1時間切りたい)

②生活する上で必要なスーパーや銀行、役場まで20分圏内

③子供の個性を活かすことが出来そうな少人数制の小学校

離島でこんな条件の揃っているところなんてある?疑心暗鬼でしたが、この条件を充分満たしているのが今住んでいるT町というエリアでした。

住むエリアを絞れたので、まずは役場へ電話🤙

私👩🏻「こんにちは。

親子2人でそちらへの移住を考えている者ですが、空き家や町営住宅など空いている物件はありませんか?

あれば是非情報を教えていただきたいです。」

役場🏢「ちょうど昨日、○という集落で家を貸したいという方がいらして受付をしたところです。そこならご案内可能ですよ。」

家探しは難航すると思っていたのにまさかの返答。

その物件は島では珍しく役場と不動産会社どちらも通して集客をされていたので、すでに私以外にも興味を持っている方がいるとのこと。

今までの人生、直感を頼りに生きてきた私。

意外とそれが結果オーライになっている事も多く、今回もどこか自分のアンテナに引っかかるものを感じたのでこの一番最初の問い合わせの電話で提案してくださった物件を押さえました。

物件はもちろん間取りなども全く見たことのない状態で物件を抑えるなんて普通はありえないと思いますが、島への移住は家探しで決まると言っても過言ではありません。

中にはシロアリが大量発生していたり老朽化が著しい物件もあるので基本的には現地に行くなり写真を送ってもらうなり自分の目でも確認するべきだと思いますが、私のように棚ぼたで家が決まる場合もあるので是非一度不動産会社だけでなく役場にも移住相談をされる事をお勧めします。

不安な気持ちのまま抑えた物件を翌月娘と一緒に内覧しにいったのですが、第一印象は屋根はトタン屋根だし都会にある家とは大分印象の違うビジュアルに少したじろぎました。
でもこれが島の一般的な家だと言うことは住んでから気づきましたが。

でも一歩中に入ると想像以上に綺麗で、家主様が丁寧に使ってらっしゃったのがひしひしと伝わってきました。

海で泳いだらそのままお風呂へ入れるよう浴室に勝手口がついていたり、トイレがまさかの水洗トイレだったので本当に当たり物件だったかと思います。
離島のトイレはまだ水洗じゃない(所謂ぼっとん)トイレがいまだに多いので、水洗トイレはかなりの高ポイント✨

実はこの内覧会の時に大家さんの知り合いの方がたくさん来られていて、不要な家具を希望する方に分けてらっしゃいました。
その中で仏壇までもがで「じゃ、ワンが持ってくどー」と軽い感じで持っていったのが衝撃すぎでした。

そして何より郊外の集落の為、人口を増やす施作として義務教育を受けている子どもを連れたIターン者に限り毎月3万円の補助が出るという家賃補助がこの地域はあるとの事。
その家賃補助のお陰で実質6000円で建物と土地合わせて200平米ほどの物件に住めるというのです。

自治体によってはIターンに有益な様々な施策を打ち出しているので、もし移住を考えている方がいらっしゃるなら役場などで補助金関係の情報収集をされる事をおすすめします。
家賃補助だけでなく、例えば地域おこし協力隊に採用されると引越し費用も自治体が負担してくれるので自身のライフスタイル・ライフプランに沿ったサポート体制がある所だと心強いですね。

内覧会も無事に終え、こうして私たち親子の新しいおうちが決定したのです。

次回は移住先の小学校について綴って行きたいと思います。
今回も最後までご覧頂きまして有難うございました𓆉

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