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実は二度目のプラスチックリードにトライ

私の愛機はYAMAHAの初代62

ヤマハに通っていたのは30年ほど前だと思う。正確なことは忘れてしまった。
サックスの保証書を見ると平成3年だから、たぶんそれくらいかな。

一年半くらいで事情があってやめてしまったのだけれども、その間に「BARI」というブランドからプラスチックリードが発売されて。

もしかしたら覚えていらっしゃる方もいるかなぁ。

ジャッキーマクリーンが使ってるとかで買ってみたのだけど、音色もプラスチックそのもので、コントロールがわるく、音のイメージだと”ビャービャー”言う感じ。

聴き心地も悪いだろうし、何より吹いてて楽しくない。
ということで、程なくして使うのを止めてしまった。
これが私の最初のプラスチックリード経験。


最近になって、レジェールだと、ファイブラセル?!だったかな、好評価のプラスチックリードが登場している記事を読んだりしつつ、ケーンからプラスチックに移行したいとは思っていまして。

なのですが、所詮プラスチックだよね、というのは前の経験からなんとなく感じている状況でした。

ケーンからプラスチックリードに移行したい理由はいくつかあって。

「一箱10枚、使えるの2枚」

という、あるある状態ってホントにムダだと思うし、天然素材だから、という理屈もわからなくはないですが、ドブに捨てるの前提でお金を使うのもね。。

ケーンリード特有の水に湿らせておかなければいけないのが自分的にはかなりの苦痛で。
例えば音楽イベントを主催する際に、PAさんとの打ち合わせ・他の演者さんの調整に時間をとられるので自分の準備が疎かになるのが普通。
なので、最初の出音がリードミス!なんてことも結構あるんです。
これ、プラスチックリードなら、リードそのものも準備から解放されるので解決できるかなぁって思っていました。

ところで。

今回、超久しぶりにレッスンを受けることにしました。
ライブにも出演し、YouTubeでも情報発信しているプロ奏者。
その先生がこの「ALTA」シルバースタイン Silverstein Works アルタ・アンビポリ・リード ALTA AMBIPOLY REED


ギャランティを同封されており、装丁も本格的。

水分を保つ機能があるらしく初回のみ所定の作業をするだけで、ケーンのように水分で湿らす必要なし!
素晴らしい。
私が求めていた機能ですね。

肝心の吹き心地なのですが、ケーンに慣れた人には違和感はあります。
あるのですが、第一感、この違和感はすぐに払拭できるかも?!というものでした。

これは吹いてみて初めてわかったことでネットなどでもこの点を指摘している人がいなかったのですが、滑ります。
滑る、というのはケーンに比べると滑るという意味で、下唇の抑えの感覚はケーンとは変える必要があるかなという感じ。
プラスチックなので、ケーンとは表面処理のザラザラ感が異なるのは当然なのですが、逆にアンブシュアの安定、特に下唇の安定にはリードのザラザラ感を作用してたんだということもわかったんです。
もちろん、個々のアンブシュアによっても違うはずですよね。なので、最初は、吹きづらいなぁというのが印象。

音色は好き。
プラスチックといえばプラスチック。
ケーンとは違うのだけど、これはこれで使える!という感じ。
それはそうですよね、プロが使ってるくらいですから。

吹き込んで慣れていけばもうすこしコントロール効くようになるはず。
楽しみです。


この動画は、ALTA AMBIPOLY REEDで吹いています!

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