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ブロンプトンでロングライドは?
ポジションが取れません。
身体を自転車が支えるポイントはハンドル、サドル、ペダルの3か所。
ママチャリなら身体が起きた姿勢で漕ぐので、割合は順に1:8:1くらいでしょうか
ロードなら前傾するので、2:3:5くらい?
いや理想としては、ハンドルは手を添えるだけ、身体は体幹で支え重心はほとんどペダルに乗せて効率的にパワーを伝える、となるとサドルも前乗りスタイル、これが理想的ポジションなら、1:3:6、あるいは1:2:7あたり?
トライアスリートなら特にそれが顕著かもしれませんね。
このように、高速巡航するためにはそのペダルに重心を乗せる必要があり、その重心が後ろ寄りにあるブロンプトンでは前傾姿勢をしっかり取る必要がある訳で。しかしながらブロンプトンにはステムの突き出しは全くなく、しかもステムは折り畳み機構上、他のものに替えることができないという…
しかも意識して前傾を取るほどハンドル周りの挙動が不安定になる。
はっきり言って、詰んでますね。
そう、ブロンプトンのポジションは詰んでいる、今日、50キロ走ってそう感じました。いや、最初から分かっていたでしょ?と声が聞こえてきそうです。
折り畳み機構の完成度が高過ぎて、それ故に調整のマージンを一切許さない。排他的で唯一無二、孤高のスタイル。専用パーツだらけなのもそのせいなのでしょう。
伸るか反るか、嫌なら乗るな、と言ったところでしょうか。
この辺り、他の小径車とは違ってそれなりの覚悟が必要なのかもしれませんね。
ただ、そうなるとロングライドだと自分の前腿が持たないかもです。
前傾姿勢があまりとれないと、クランクを回すペダリングから、どうしても踏むペダリングになる訳ですから。
ロングライド、うまくクランクを回すためには、せめてビンディングペダルを用意した方が良さそうです。
とりあえず、ツールドしものせきの120キロをブロンプトンで参加しようと企んでいるところです。そういえば昨年のSDA王滝からサイクルイベントには出てない。やっぱり何かしらの目標がないとね。
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