[やすブログサポート]米国グロース企業価値と企業の値段についてのお話
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企業価値・値段とは何か?
私も投資でそこまで大きく成功しているわけではないので、企業価値についてたいそうなことを言える立場ではないと思いますが、本記事では私の考える企業価値について書いていこうと思います。なお、本職はシリコンバレーで投資事業をしており、その際には企業価値を深く考えているのでそう言った意味では生きた知見がお伝えできるのかなと思います。
突然ですが、皆さんは投資をする時に何を信じて投資していますか?私は株式投資は日本株を中心に2007年頃からはじめました(ちなみに2011年の東京電力爆発で大損害を被り、2018年まで退場します...)
最初の頃は、チャートを中心に見て、ゴールデンクロスやサポートラインとかなんかそれっぽいものを駆使して頑張ってきましたが、基本的にはうまくいきませんでした。これらはテクニカル分析と呼ばれるもので、この手法自体は否定はしませんが、米国株のグロース投資とりわけ長期で投資するのであればテクニカル分析だけでは限界があると考えてます。テクニカル分析は短期的な値動きを確率的に類推するものであって、長期になればなるほど、株価の変数に企業価値そのものの成長が大きく関わってきます。例えば、決算の直後でアナリストの予想を超えるか超えないかは株価を大きく左右します。1回の決算ならまだしも、決算を2回、3回と迎えるにあたりテクニカル分析だけではこの決算という変数を組み込むことは非常に困難であることは明白だと思います。
株式投資をするということは、本質的に言えば、企業の株式を取得することです。自分の大切なお金を、その投資先の会社の一部と交換するという行為なのです。決して、チャートを見ながら上がっていく数字に注ぎ込む謎のものではありません。株式投資というのは最終的には、企業の株式を購入することであり、その購入する企業の価値を理解することは非常に重要です。
別の言い方をすれば、皆さんが例えば1万以上の高額なものを買うときは、スペックなどをかなり見ているはずです。私は釣りとテニスが大好きなのですが、決して人気の竿、ラケットだからといって数万を払いません。値段の問題ではなく、スペックなどを何回も確認し自分のスタイルに合っているかどうかが最重要であり、スタイルに合っていれば安かろうが高かろうが買う価値ありと判断し購入します。
株式投資もそれと同じです。投資をするのであればおそらく小さくない金額を投資しているはずです。投資対象の企業価値が本当に良いものかどうか?良い悪いかではなく、ちゃんと企業価値に見合った値段かどうか?これらを考えることは非常に重要です。
1:投資対象の企業価値が良いものであれば長期的に右肩が上がりに上がる
2:投資対象の企業値段(時価総額)が妥当であれば大きな下落はない
特に、銘柄に人気が出ると株価が一気に上がることがありますが、株価が人気投票とはいえ、年間で企業価値が+100%(2倍)の企業でさえ月当たりに伸びる企業価値は+6%です。株価も理論的には6%しか伸びないはずです。もし株価が短期的に+30%, +60%も伸びているのであれば、例えどんな良い企業で合ってもそれは上がりすぎであり、需給のバランスが崩れれば企業の値段(株価)は一気に真っ逆さまです。常に、投資先の企業価値が良いものかどうかそして、企業の値段が妥当かどうかを考えるのは非常に重要です。
エッセンス
-企業の値段(時価総額) = 企業の価値 x 謎の変数α
-投資として一番理想なのはこの変数αが伸び続ける企業
-変数αが大きいと株価は暴落しやすい
-変数αはPSR(株価売上倍率)
-企業価値は月ごとにそれほど伸びない
投資するとき重視すること
- 企業価値は伸びていくかどうか?企業価値の伸びは加速するか?
-時価総額の目線はどこにあるか?
本記事では米国グロース企業の企業価値とは何か?そして企業の値段の妥当性をどう考えるべきかという考え方を少し紹介させていただければと思います。改めて書きますが、おそらくこの記事に500円の価値はないと思います!あくまでも「やすブログ」へのサポートのお願いがメインでコンテンツはおまけです。
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