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[2月1日]FOMC後急騰!QQQへ投資準備

本日はFOMCがあり、ややハト的な内容を受けて金利が下がりテック株中心に上昇しました。そのほか重要な経済指標もいくつか発表され、時間外にはMetaの決算も発表されました。まだGAFAMや雇用統計、消費者物価指数を控えますが、これらを確認したのちに、タイミングがあればナスダック100、 $QQQ の投資検討をしても良いのかなと考えてます。

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FOMC内容

本日はFOMCがありました。端的にいうと、大きなサプライズはなく金利25bpsの利上げが決定されました。ただ、現時点では内容はややハト的だったのではないかと解釈されてます。基本的には、声明文も記者会見も「インフレ後退が確認できるまで利上げ継続」と表面上は語っています。ただ、その中でも「一部は緩和されてる」とか「利上げは次が最後もありうる」などの、若干の軟化が見られたのも事実でしょう。それらを受けて、債券買い、金利安、株高が進みました。

FOMCについては、速報を動画で上げてますので、そちらも合わせてご確認ください。

JOLTS新規求人数

米国の労働省から新規求人数の発表がありました。12月の新規求人数は1101万件( 11月 : 1044万、予想: 1025万)で、予想も11月も上回りました。FRBはインフレを抑制するために、ある程度の景気悪化を期待してますが、求人が強いことは賃金インフレの懸念が高まり、金利高、株安の要因になります。

いったんは、落ち始めた求人数ですが、ここでリバウンドしてしまうほど強い求人は相場にとっては少し良くないかなという印象です。もっとも、FRBも何度も言ってますが、コロナ禍でリタイアした人や離職したが増えすぎて、労働力不足の状況が続いており、景気が強くて雇用が強いというより、労働力不足が続いています。

ISM製造業指数

本日はISM製造業指数も発表されました。こちらは米国の製造業に聞き取り調査をして、50を超えると景気拡大、下回ると景気後退と解釈されます。こちらは予想も前回も下回り47.4という結果になりました。JOLTSの求人数が強いですが、今日の相場の前半はこれに反応して金利安に反応したように思えます。

Meta決算

時間外でMeta(旧Facebook)の決算がありました。EPSを大きくミスしてますが、MetaはGaapベースですので、これが本質的に悪いかどうかは精査が必要でしょう。ただ、それ以外の売上やユーザーの伸びについては特筆すべきところがないかなという印象です。また、決算後のコールでは今後は費用のコントロールをしっかりしていくということで、今後の利益拡大に一定の期待を持てるものであったとされてます。さらに、$40Bもの自社株買いを発表したことにより時間外で株価は大きく上昇しました。

決算の内容をさらっと見ましたが、粗利率も営利率も下がってますし、また以前のような高成長に戻るには少し疑問が残る決算かなという印象があります。ARPUが前年同期比で下がったのも課題かと思います。一時的なリバウンドで株価は回復してますが、長期的には難しいのかなと思ってます。

所感・今後の見通し

明日はついに、Google, Amazon, Appleの決算を控えます。そして金曜日には雇用統計です。また、来週には消費者物価指数を控えます。正直、まだまだどう動くか読みづらいところです。消費者物価指数を越えれば、そこから先はしばらくイベントがありませんので、状況を見てから落ち着いて判断すればいいのかなと個人的には考えてます。

QQQ、債券、ハイグロ

1月のパフォーマンスはハイグロ > QQQ > S&P=債券 > ダウの順番でした。2月・3月が上がるかどうかはともかく、1-2年単位の中期で見るなら金利低下でハイテク株が優勢になっていく可能性は十分にあると思います。株を買うなら今はやはり $QQQ でしょう。20年のコロナ相場の時もハイグロ> $QQQ > S&Pの順で上昇していきました。債券はPFの主軸に据えつつも、2月は債券の他に $QQQ の積み立てを検討する良い時期かと思います。

21日までのパフォーマンス
ダウ $DJO: +2.89%
SP  $VOO: +7.87%
ナス $QQQ: +13.78%
債券 $TLT: +6.62%
債券 $EDV: +9.59%
ハイグロ $WC:D: +20.79%

とはいうものの、足元の決算は決して強くはなく、業績回復もQ3以降。そして、利下げ自体も早くても今年後半になるわけですから、慌てて入っていく必要はないと考えてます。まずは、しっかりGAFAMの決算を確認し、忍耐強く押し目を待って買って行けば良いと思います。雇用統計から2月月末までに調整が来ると入りやすいなと今は考えてます。

ちなみに、7月から少額で積み立ててるQQQも+3%ほどになりました。途中大きく下落する最悪の時期を乗り切ってこれですから、下がったとしても長期的には戻ってくる可能性は高いと思います。

ハイグロも良い時期

まだ買うには早いと思ってますが、ハイグロの決算にも注目し始める時期だと思います。特に今日のFOMCでドル指数( $DXY ) が大きく下がりましたので、新興国ハイグロには注目です。DXYが下がったのが昨日なのでこちらは逆指値をかけて直近で入っていくのも面白いかもしれません。

先日、新興国ハイグロについて記事も書きましたので、こちらも合わせてみていただけると嬉しいです。

明日以降も決算の情報など更新していきますのでこのノートともに、やすチャンネルの方もよろしくお願いします。


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