9月06日:景気再加熱でインフレ警戒!
こんにちはやす( @YasLovesTech ) です。
昨晩はISM非製造業指数が予想より高く、景況感の強さから、インフレ警戒が高まり、金利上昇の株価下落という展開
$AAPL の中国BANのニュースもあり、テック企業中心に株価が下落
ドル円は147.65程。円安が続いています
私の考えは最後に(続
【9月6日マーケット状況】
✅ ダウ平均:34,443.19 (-198.78, -0.57% )
✅ S&P500:4,465.48 (-31.35, -0.70% )
✅ ナスダック:13,872.47 (-148.48, -1.06% )
✅ 10年金利:4.284% (+0.02% )
9月6日、アメリカの株式市場は大きく下落。Fedの利上げ懸念が再燃し、特にテクノロジー関連株が低調で、Nasdaqは3日連続マイナス。ISMサービス指数と製造指数の価格部分が上昇し、物価が不適切に動いていることが示された。これにより、Fedが11月に利上げを行う可能性が高まり、Boston FedのSusan Collins会長は慎重な利上げを提案。Appleの株価は、中国のiPhone使用禁止報道で下落。2年物の米国債利回りが5%を超え、ISMサービス業指数は8月で6ヶ月の最高を記録。連邦の規制により、米国地域銀行が新資金調達の可能性が浮上。
【主なマーケット指標】
▶️ ISM Non-Manufacturing PMI (8月) :
結果:54.5
予想:52.5
前回:52.7
【本日のニュース】
▶️ サウジアラビア、原油生産削減へ
サウジアラビアがOPECとの協力のもと、原油の生産を一時的に削減する方針を発表しました。この動きは、市場の供給と需要のバランスを取るためのものと見られています。サウジアラビアは、今後の市場の動向や他の産油国の態度を注視して、生産量の調整を検討する可能性があります。
▶️ 中国、公務員のiPhone使用を禁止
中国の政府が、公務員が仕事でiPhoneを使用することを禁止する方針を固めたとの情報が伝わってきました。Wall Street Journalの報道によれば、セキュリティ上の懸念からこの措置が取られたとされ、中国政府は国内製のスマートフォンへの切り替えを促しています。
▶️ FEDのCollins、慎重な金利政策を提案
米連邦準備制度理事(FED)のCollinsは、今後の金利の引き上げに関して、政策立案者が慎重に進めるべきだとの考えを示しました。近年の経済状況を受け、金利の動きには慎重さが求められているとCollinsは指摘し、FED内部でも引き続き議論が進められていると伝えられています。
【所感】
株価を見れば7月くらいから一定のレンジで上下が続いています。特にここ数日は原油の減産や $AAPL のBANのニュース、そしてISMの予想上振れなどマクロ環境にネガティブな材料が続いています。金利が再び4.3%近くまで上昇してしまい、再度金利が落ち着かなかない限り、株価が安定する上昇するのは難しいのかなと思います。PERも高めですししばらくはレンジ相場続くのではと思います。
トレンドが変わりそうな局面としては13日の消費者物価指数と20日のFOMCでしょう。13日の消費者物価指数は直近の原油高を受けて、インフレ率の予想が高めに出ています。最近金利が上昇してるのもインフレを懸念してのことだと思います。ですが、コアインフレは引き続き落ち着いてますし、住宅金利も高くなってますし、私個人はそれほど心配してません。コアインフレが大きく上振れしない限りは無事通過するのかなと思います。FOMCでは再び利上げがあるかどうかに注目がいくかと思いますが、これはインフレデータ次第でしょう。もし利上げを匂わす発言があれば、一段安くなるリスクは存在します。20日を過ぎればQ3の決算まで1ヶ月を切ります。決算前1ヶ月は決算を睨んで株が動き始めるので、Q3の決算が期待できる銘柄は9月20日あたりから動きがあるのではないかと思います。GAFAMでは $GOOGL , $AMZN の動きに注目してます。
今年前半に急上昇して、PERが伸び切った株には少し休憩が必要です。たとえ、株価が横ばいでもEPSが伸びていけば、PERは少しづつ下がってきます。十分に下がってこれば、再び高値を目指す展開もあるかと思いますが、Q3の決算次第では再度高値を目指す展開もあると思います。20日までに押し目があれば9月分を積み立てていこうかなと考えてます。
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