2:独り言的決意

 正直に言うと私は2022年合格目標でした。私は過去3回の短答式試験に落ちたのだ。今日はその理由について記していこうと思います。

 そもそも会計士を目指し始めたのは大学2年生の8月でした。周りの人間にひたすら応援されて、自分でも国家試験を受けるというだけでテンションが上がっていました。そんな私は実情を知らずに突っ込んでいきました。どれだけ険しく、どれだけ過酷なものであるかを吟味せず、自分ならできるという甘い自信に縋っていたのです。


 親にはしっかりと授業に出席をしているように授業のある日は連日出かけましたし、私はこの時何も勉強していませんでした。授業に出ても何もついていくことができないとわかっていた私はただただ時間が過ぎるのを最寄り駅のマックで待っているそんな毎日を数か月も過ごしていました。


 時は流れて大学3年生。5月にお試しではあるが短答式試験を受験することになりしっかりと勉強を始めることにしました。これが資格勉強なのかと朝から晩まで塾に居座り、遅れた分の授業を倍速で視聴しては忘却を繰り返す毎日。試験を終えさすがにまずいと踏んだ私は8月までは一般的な受験生よりかは勉強していたと思います。しかし9~12月の4か月、私は何も勉強しませんでした。試験が差し迫っているというのに机に向かうのがなぜかできずに、12月の試験前日になったとしても何もしませんでした。机に向かうこともなく、ただただカレンダーを見て勉強していない試験が迫るのにストレスを感じ、病気も数々経験するようになりました。


 それからというもの私は勉強から逃げ続けました。本格的に勉強をやり始めたのは2022年5月7日。資格勉強を開始してから実に1年と10か月が経過したころでした。大学4年になり周りが就職していき、その焦りから死ぬほど勉強しました。でもたかが22日ぐらい勉強したところで受かる試験ではありませんでした。


 令和4年第2回公認会計士試験の自己採点結果を正確に記しておきます。
企業法 50/100
管理会計 60/100
監査論 60/100
財務会計120/200
合計 290/500 (58%)
 私はどうしてもこの結果を受け入れられずに今日までを過ごしていました。自分がニートになるなんてみじんも思っていなかったし、ここまでひどい試験結果になると思っていませんでした。そんな思いから私は周りの人にあと少しで合格だった、本当に惜しかったと嘘をついてしまいました。不甲斐ない自分を隠すように嘘を上塗りしては悲劇の主人公を演じ、とんだ親不孝者過ぎて自分に対して猛烈に腹が立ちました。しかしその瞬間に変わらなければならないという覚悟を決め、勉強と向き合うことにしました。


 話は逸れてしまいましたが、私がここまで試験に落ち続けた理由は圧倒的な勉強不足だけです。未来の自分へ、そしてもし同じような気持ちの人がいるなら忘れないでおいてほしい。今逃げたら逃げた分だけ辛くなります。5月の地獄を忘れてはなりません。絶望の自己採点を忘れてはなりません。周りの人の期待と応援を嘘で返したことを絶対に肝に銘じて、生まれ変わった気持ちでまじめに直向きに努力をしていこうと決心しました。


 このブログはその決心の表れでもあります。そんな時間あるなら勉強に回したほうが良いのではないかと自分でも思いますが、このブログだけは自分の中で公認会計士になる、試験に合格するという意識の変化することのない指標として役立てていきたいと感じています。本格始動は2023年の上級期がスタートする6月24日(金)です。一度は底に落ち、人間としての尊厳さえも失いそうな私の逆転劇をここにありのままに記していきます。


 そういう意味では嘘偽ることもなく、着飾ることもない人間味あふれるこのブログはある意味新鮮で面白いかもしれませんね(笑)なんてね


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