好きなBL小説が無かったから、自分がBL作家になることにした。
毎週日曜は『週1ヤるサロ』!
ヤるサロンにいる、面白い人、凄い人を発掘し、
・経歴や活動
・なぜヤるサロンに入ったのか
・ヤるサロンの活用法
などなど、インタビュー!!!
第2回目はんほぉ系♥BL小説家とブロガーとして活動している「チーズフライささ美」さん!
BLとは「ボーイズラブ」の略で、男性同士の恋愛を描いた作品のこと。
「んほぉ系♥」とは、男性同士のイチャイチャを描いたBLのジャンルのことです。
最近では「イケダハヤト」さんと「DJ社長」さんのBL小説も書いたそうです…!
また、過去にはうつ病を患っており、現在も治療中なのだとか。
今回はそんなチーズフライささ美さんにインタビューしてみました!
よろしくお願いしまーす!!
クリエイター必見。他と差をつける名前決めのポイント
------こんにちは!早速なんですが、「チーズフライささ美」の名前の由来はどういったところから?
名前を決める時に、
・「被らない」
・「インパクトがある」
・「エゴサしやすい」
・「下品じゃない」
・「読みやすい」
という5つのポイントに注意しました。
その上で、食べ物の「チーズささみフライ」が好きだったのでこの名前にしたんです。
BL小説を書き始めたのは「周りに自分の作品がなかったから」
------BLにはどうやってハマっていったんですか?
小学生のときから漫画が好きだったのがきっかけで。
そこから漫画のファンサイト(作品のファンが運営するサイト)を見始めて、ヒーローとヒロインの恋愛ものを見てキュンキュンしていたんです。
同じようにファンサイトを巡っていたある日、創作で「ヒーローと、男の敵役の恋愛モノ」を見てしまい…そこからズブズブとハマっていってしまいました。
好きなアニメの一つに「銀魂」があるんですが、銀さんと新八はデキてると思います。
------お、おう…(ついていけるかなぁ…)それで、BL小説を書き始めたキッカケは何だったんですか?
BL小説を書き始めたのは高校生のときで、自分の好きな作品があまりなかったので書き始めたんです。
いまの作風になったのは3年前くらいかな。
休職していたときにあまりにも暇だったのと、当時のBL小説に多かったのが、強引なものばかりで。
私が好きなのは、ラブラブなもの、ハッピーなもので、そういった作品があまりなかったので「ないなら自分で作ってやる!」と思い書き始めました。
これが「んほぉ系♥」のBL小説を書き始めたきっかけです。
------ささ美さんの思うBLの魅力って何ですか?
人には「物語に自分を重ねすぎてしまうタイプ」や「ある程度距離を置いて物語を見れるタイプ」がいるんですが、私は前者で。
そういう人が男女の恋愛ドラマを見ると、自分に重ねすぎてしんどくなるんってしまい…
しかし男性同士なら、そこには女性がいないので、自分を重ねずに見れて楽しく見れるんです。
また女性を愛することもできるけど、「それでもお前がいいんだ」っていうところに純愛を感じるというか。
人に優しくなれたから、うつ病になったことを後悔していない
------ところで、うつ病を患ったことがあると聞いたのですが、どういったことが原因だったんですか?
大学生の時に成績が振るわなかったのと、就活がうまくいかなくて…。
それまではいい大学に入っていい会社に入ることしか頭に無かったからパニックになってしまったんです。
------現在は治療をしながらも執筆活動をしていますが、同じような境遇の人に向けて何かメッセージはありますか?
うつ病ってしんどいこともたくさんあるけど、自分を変えられる大きな転換点でもあると思っています。
私はうつ病を通して、弱い人に優しくなれました。そういう意味では、私はうつ病になったことを後悔していません。
いい大学、いい会社に入ってっていうのは、できる人はやればいいと思います。でも私のように合わない人もいる。
そういう人には、「案外なんとかなるから辞めちゃいなよ」って言いたいです。
ヤるサロンは活動的な人が多く刺激的
------ところで、ささ美さんがヤるサロンに入ったキッカケは何だったんですか?また入ってみて、サロンの雰囲気はどうですか?
サロンに入る前の時期に、ブログを開設しようと思っていたんです。
でも一人でブログ始めるのもなんだかな、と思っていたときに、ツイッターでヤるサロンについて知って。
ちょうどいいと思って入ることにしました。
実際に入ってみて、活発に活動している人が多くてすごく刺激が多くて。
例えば、月の目標と作業を発表するスレッドがあって、それを見て「私も負けてられないな」って思わされています!
------最後に、ささ美さんの今後の展望をお聞かせください!
執筆活動だけで生活を成り立たせたいですね。
現在は月額課金サービスで月々2万円ほど執筆活動での収入がありますが、それだけでは成り立たないので…
特に世界を変えたいとかはないですが、自分が安定すれば人にも優しくなれるし、そうすれば世界も少しは良くなるかな、って思います!
おわりに
ささ美さんにインタビューする前は「BL作家ってどんな人なんだろう…ちゃんとインタビューできるかな…」と不安でしたが、話してみると笑ってインタビューに答えてくれるいい人でした。
うつ病を乗り越えて作品を作り続ける彼女に今後も期待です!
チーズフライささ美さんについてより知るためにはこちら!
「週1ヤるサロ」第1回インタビュー記事はこちら。
70カ国400ヶ所を訪れ、ハントした奇祭は60箇所にも及ぶ、奇祭ハンターの平船智世子さんにインタビューしました。
以上、ヤるサロン公式noteライター恐竜也がお届けしました!