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【3】〇〇〇を決めてから練習しよう!

みなさんは、練習をするときに、
何から始めますか?

まずとりあえずざっとやってみる?  

それとも、

YouTubeなどで他の人の演奏を
聞いたりするでしょうか?

🎵あなたの練習、どっちのタイプ?

先ほど例を挙げました。

前者は、体感覚派。身体で覚えたい人。
とにかく理屈抜き。まずやってみよう、と音を出し始めます。

後者は、聴感覚派。音で全体のイメージを持ちたい人。この曲って、どんな感じ?と、まずCDや、YouTubeを探し求めます。

どちらがいい、ということではなく、
どちらも一長一短あります。

簡単に書いてみますね。

♪体感覚派

🎵体感覚派
繰り返し身体で弾くことで、すこーしずつ
わかってくることがあります。
その感じは、理屈抜きで、
自分の感覚から出てきたものですから
大事にしたいですね。

でも、そのままでは、自分の演奏の方向性が
曲の求めるものと本当に合っているのかな?
は、わからないです。
また、練習に時間がかかる、というのも難点。

このタイプの方は、
「私の演奏、我流じゃないかな?」って
お悩みをお持ちの方が多いです。

♪聴感覚派

全体のイメージがすでにありますから、
仕上がりが早く、様になりやすいです。
やってて楽しいかも?

でも、それは、あくまで人のマネ。
なぜそう演奏するの?と聞かれても、
???わかりません。

このタイプの方は、
できてる割に演奏に自信がない、
という方が多いです。そして、
いろんな演奏を聴くたびに、ぶれてしまいます。

皆さんはどちら派ですか?

私は完全に前者で、まず自分でやってみます。 
人の演奏は、ほぼ出来上がってきてから、
参考に聴く程度。

どっちが良い、悪いではありません。
入り口はどちらでも良いと思います。

でも、どちらにしても、
ここに、楽譜を読む、という作業がないと、
その演奏は、ただの我流か、人のマネ
でしかありませんよね。

🎵楽譜を練習の中心において始めよう

基本は「楽譜」
楽譜を読む、のも、練習のうちだとわかってから、
私の練習の幅は広がりました。

ここでいう「楽譜を読む」は、
もちろん、単に音の高さ、長さを正しく
認識する、というレベルではありません。

楽譜から、作曲家の意図を汲み取り、
自分が表現したい音楽のイメージを創ること。

🎵なぜ、楽譜を読むといいのか?

多くの人は、これまで書いたように、
まず演奏する。まず音源を聴く。
から練習をスタートします。

問題はその後です。

どちらにしても、
なんとなーく同じことを
やり続けていませんか?

確かに、

量質転化、

という言葉もあるように、
最初のうちは、単純にも大事ですが、
やはり大事なのは、ではないかなーと思います。

楽譜を読んで、自分なりのイメージを作ってから
演奏することで、練習の質は激変します!

なんたって、楽しい!のです。

意外ですか?

人ってみんな、 楽譜を読んで、
「こうしよう」と思ったことが、
実際にできると、
楽しい気分になるみたいです。

「こうしよう」が、すぐ見つからない時もあります。
そこから練習を進めていって、「あ、こうかも?」と
アイデアがうかんだ時の嬉しさは、最高なんです。

私は、
ピアノの師匠、原田英代さんのレッスンに、
シューベルトを持っていった時、
質問されたことが、忘れられません。

なんとなーくで、弾いていた私に、

「ここの、ディミニュエンドは、どう弾きたいの?

「え😨そんなこと、深く考えたことなかったです。。。」

「私は、そこのとこの答えに気づくのに、
2年かかったわ〜」

で、その2年分の成果を、その場で惜しみなく
教えてくださいました。

いや〜
ありがたいことです💓
私も、自分が学んだことを、こんなふうに
誰かに伝えよう、と思ているのも、
師匠のおかげかな、と感謝しています。

🎵まず、〇〇〇から始めよう

では、
楽譜を読む。
どこから始めましょうか?

音やリズムは、ある意味当然。
メロディー?
音量(ダイナミクス)でしょうか?

オススメは。。

テンポ

です。

なぜなら?

テンポを決めずに演奏してしまったら、
やるたびに違うテンポになったり、
難しいところはゆっくり
盛り上がるところは勝手に早くなったり。。

本番でも、
ドミノ倒し的にテンポが速くなって
「誰か、止めてぇ!!!!」
になった経験。。。私は、あります😅

なにより、
テンポが変わると、
曲全体のキャラクターが変わってしまう
から
最初にテンポを考える必要があるです。

じゃあ、
そのテンポを、
どのようにして決めていくのか?

ぜひ、動画をご覧ください!

1,テンポとキャラクター
 ・テンポを決める5つのポイント
 ・なぜ最初にテンポを決めるのか
 ・音楽用語という言葉
 《ワークシート付》

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