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【2】そもそも、楽譜ってなんでしょう?考えてみませんか?
こんにちは!
楽しく楽譜を読んでますか?
今回は、
「楽譜」ってそもそも何か?
ということについて考えてみましょう。
そうすれば、
何をすることが「楽譜を読むこと」なのか、
も見えてくるのではないか、
というわけです。
♪楽譜の向こうにいるのは誰?・・・
先日、貴重な体験をすることができました。
なんと、作曲家がその場におられるところで、
その方の作品をオーケストラの一員として
練習、仕上げてコンサートで演奏したのです。
作曲家がそこにおられると、
「ここのテンポ、こんな感じでいいですか?」
とか、
「ここの音は、何でこうなっているのですか?」
とか、疑問があれば、すぐ確かめることができます。
「書いてある音、実際には出せないんですけど・・・」
「じゃあ、こんな感じに演奏してください」
その場で変更もあり!
音や表記だけでなく、
どんな雰囲気を求めているのか?
この音色でイメージあっているか?
細かく確認しながら練習を進めることができました。
この体験を通して強く思ったことは、
そもそも楽譜って、
作曲家がこの世に生み出したい、
表現したい作品を、演奏者に伝えるために
書いたものだったんだ~
ということでした。
あたりまえですが、
楽譜の向こうには、作曲家、という人がいて、
作曲の
目的、意図があり、
書かれた音譜で表現したいことがある。
これ、案外、演奏する私たちは、
忘れてしまって、
ここ演奏しにくいんだよね~
ここは難しいからやだな・・・
とだけ思いながら、練習しているということはないでしょうか?
♪楽譜を読んで演奏するということは
楽譜を読んで演奏する、ということは、
単に、書いてある音符の音を
正しく音にする、
だけではない、ってことなんです。
それだったら、
コンピューターに打ち込んでしまえば、
毎回正しい音で再生してくれます。
でも、それだと、音楽とは言えませんし、
作曲家が意図していた音楽の
何百分の一しかやってない!
ということなんですね。
クラシックの名曲ともなると、
普段は直接意図を聞くことはできません。
国も、時代も、現代の日本にいる私たちには、
まったく想像できないことのほうが多いです。
そう思うと、
練習の時の心構えが違ってくると思いませんか?
♪練習嫌いの小学生がこう変わった!
「楽譜ってなんだと思う?」
と聞かれて、
「楽譜の向こうには作曲家がいて、
演奏してもらいたい、いろんな事が詰め込んである」
そんな風に答えてくれた小学校の1年生の生徒さん。
お家でも、どんどん自分で調べたり、
練習してくるようになりました。
♪楽譜と向き合うこととは?
楽譜とは何か?
楽譜に書いてある事、書いてない事
作曲者に聞いてみたい事って?
楽譜に向き合うために、知っておきたい5つのポイント
についてレッスン動画で話していますので、
良かったらお聞きください。(ワークシート付)
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