週2日の僕の出番は、いまや週3日に増えていた。

週2日の僕の出番は、いまや週3日に増えていた。

直近では、週5日ということもあった。

平均換算すると、週3日あたりだった。

別に、問題はそこじゃない。

核心は「出番が、週2回ではなくなった」ということ。

それも、わずか1ヶ月という短い期間に。

ここ10年、僕の出番はずっと週2日だった。

それは長く続く慣例であり、形態文化であり、同時に、原則かつ摂理だった。

それがいま、週3日になったということ。

もっとも、おそらく、多くの人はこういうに違いない。

よかったじゃない、と。

それがよかったかどうか、僕にはわからない。

わかるのは、もう自分は、昔の自分ではないということ。

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