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DIE WITH ZEROでは意味がない

今回は株クラ、特にお金が漠然とあるコサカス向けの話です。

2020年に発売された、DIE WITH ZEROというこの本。一部の株クラの人に強く刺さっています。

死んだらお金に価値なんて無いんだから、いい加減稼ぐことばかり考えてないで、人生を楽しむことにお金を使った方がいいという内容です。

その極論が、DIE WITH ZERO(お金がゼロで死のう)

投資用にリゾート地を買おうとする友人に、投資用でなく家族で楽しむために買うのが良いとアドバイスしたりしています。

本書を読んで、死ぬまで節約してお金貯めても意味ない、今使わねばという株クラの人がいます。

使ってどうするの?

DIE WITH ZERO、分からんでもないですが、最初に読んだときからとても違和感があります。

使うなとは言わないけど、慌てて使ったところで食べすぎて生活習慣病になるのがオチでは?
サウナで金使ったところで寿命短くならない?

  • お金使わない=不幸

  • お金使う=幸福

DIE WITH ZEROって裏にこういう思想が隠れてるんだと思うんですよね。

読んだときの違和感はこれで、大事なことを無視してるんじゃ無いの、と。

お金を使ったところで、得られるものってインスタントラーメンみたいな、一過性の幸せな気がします。

高級レストランに行った、旅行をした、エステに行った。
それに本当に満足してるの?

誰かに用意してもらった娯楽を体験したところで、そのとき楽しいだけです。
時間が経ったら幸福感は薄れるし、またお金を使って体験しないといけない。

なんだか、「塩水を飲んでいる」ようだなって。

自分で作る幸せを

じゃあどうすればいいのか。

やはり、誰かに用意してもらうのではなく、自分で用意するというところがキモになります。

「自分が作った楽しみを自分で消化する」これがポイントです。
この作るところには大量のエネルギーがいりますし、自分で全部やるのがしんどいなら、ここでお金を使って解決するのはいいお金の使い方です。

具体的にどうすればいいのか、自分で用意するとはどういうことなのか?については某国立大教官(退官済み)の本を読むと少しわかるかもしれません。

※たぶん1〜2回読んでも理解できないかも。家に保管しておいて気になる度に読み返してみてね

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