#私がレディオブックにいる理由 / 東万里子 @ban_satoko #SoundofRadio 009
レディオブック株式会社の何気ない日常をラジオのように伝えるnote 「Sound of Radio」。日々起きたことやメンバーが考えたことをゆる〜くお伝えしていきます。
第9回目は東万里子がお送りします!
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はじめまして。レディオブックにジョインさせてもらっているまりこです。雄吾さん率いるレディオブックの皆さんとお会いしてから1年が経ったので、当時から現在に至るまでわたしが感じたことを露骨に書いてみようと思います。
今から約1年前の2018年12月。私は彼氏ーー現在の旦那でレディオブックのメンバーでもある「ひろちゃん」ーーと一緒に渋谷にいました。なんでもiPhoneのバッテリーを無料で交換してくれる「レディオブック」とかいうお店があるらしい。しかも、やり取りはTwitterでしているといいます。
「そんなことあるのか、くそ怪しいだろw」
彼は人を疑うことを知らない、本当にいい人だから、騙されているんじゃないかと思って渋谷まで付いてきたのです。
▼旦那のひろちゃん。まじでいい人。
渋谷駅から商業施設「ストリーム」を抜けて、100歩ほど歩いたところにあるビルを8Fにあがります。すると、ニヒルな笑いを浮かべたヒゲ面のお兄さんがカウンターの中に。どうやらその人が修理をやってくれるようです。(後ほどこの人がDJ SAKATAだと知ります。)
▼DJ SAKATAはDJやりながら社長をやってるおもろい人。
修理にあたっての諸々の書類を書き書き。「15分くらいで終わりますからね」とヒゲのお兄さん。
ご覧の通りひろちゃんもヒゲを生やしています。ヒゲの男二人が対面してる絵面に、脳みその2割くらいでクスリとしながら、残りの8割では脳内フル転。
(えってか、本当にタダなの?うそでしょ?弱み握られたりするんじゃないの?バタフライナイフとか持ってないよね?)
そんな風に全力で警戒心MAXでいると近くのドアが開きました。
(ガチャリ!)「ふぅ〜」
トイレから、あきらかにウンコしてたであろうガタイ良すぎな黒ジャケットのキン肉マンが現れた!
(出た…親玉!!)私は瞬時に、旦那を放って逃げる覚悟を決めました。直後、キン肉マンが口を開きました。
「あら!どうもぉ〜!ごめんなさいね!!無料修理の方ですよね!?(ニカッ)」
予想斜め上の優しい声色と笑顔。それまで逃げる気満々だった自分が嘘のように「あっこの人おもろいひとだ!」と魅了され、話に聞き入ってしまいました。幻冬舎から本を出すこと、事業構想、作りたい世界、短い時間のなかでも初対面の私たちに、わかりやすく誠実に話してくれたのです。
その後、DJ SAKATAの修理は完了。入店から退店まで、わずか20分足らずでした。
その短い時間の中でも事務所の雰囲気や「雄吾さん」と呼ばれるその人の佇まいからいろんなことを感じ取りました。
己の欲求を満たすためにお金を稼いでる人ではないということ、本気で「やりやら」の世界を実現し人を幸せにしようとしてること、いまの会社員制度は「産業廃棄物」と言い切りそれを脱却すべく実際行動に起こしていること、瞬時に人を惹きつける力があること。
雄弁さと情熱、先見性をもって人の心を動かす「カリスマ」そのものでした。
私は小さいころ、借金取りに出くわす程度には貧乏でした。もうお金に困るのは嫌だ、そう思って、努力してまぁまぁ贅沢ができる程度の会社に入りました。だけど入社3年目を迎えた頃にモヤモヤに取り憑かれ始めます。
「あんなに大事思ってたお金。手に入れたけどなんだか人生もの足りない、この感覚なんだ?」
ちょうど転職したいと考えてたタイミングでのこの出来事。お金じゃない目的のために仕事をする「何か」は、きっと雄吾さんは持ってるんじゃないか、そう思いました。
なんのために人は働くのかな?生きるため?
ていうか、生きるために働くってなんだろう?
そもそも、人はなんで生きなきゃいけないの?
幼い頃からずっとこの問いを抱き続けていました。生きている間に答えが見つかるかはわからない。でも自分なりに納得できる答えが欲しい。雄吾さんのもとでなら見つけられるんじゃないか、そう思ったのです。
私は雄吾さんの個人の想いにも、資本主義社会での実現可能性にもしっかりと向き合うところをとても尊敬しています。私は二宮尊徳さんの「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という言葉が大好きです。雄吾さんはまさにこの感覚を持っている人だなと思います。
カリスマ経営者としてデビュー前の雄吾さんと、共鳴して集まった素敵なメンバーといっしょに、仕事と人生の彩りをたくさん見つけていきたい、そう思っています。
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