「やりたいことがわからない」というコンプレックスからの脱却。
はじめまして。
「やりたいことがわからない歴25年」のわたしです。
「やりたいこと」を思い出し、それを幸せなお仕事に。
向かう道の途中に気づいたこと、思ったことを
忘備録的に綴っていこうと思います。
「職人肌」の人と比べて・・・
昔から
「器用だねえ」
「多才だねえ」
と言われるわたし。
でも、そういわれる度に
以前は、すごくズーーーンと重い気持ちになってたっけ。
(今じゃ、嬉しいけど)
なぜなら
「器用」は「器用貧乏」と自分の中で変換していたし
「多才」は何でもできるけど、一つのことを極めていないと
思っていたから。
小さい頃から、好きなことを極めていて
その世界で輝いている人が
とてもとてもうらやましかった。
例えば、
野球が大好きな子が野球選手になったり
野球に関わることを仕事にしていたり
犬や動物が好きな子が
トリマーの勉強を10代からしていたり
近所でお世話になっている美容師さんは
お人形を買ってもらった時から、
髪を切ったり結んだりしていて、
美容師以外のことを考えたことなかったって
言っていた。
若い頃から、好きなことを知っていて
それを若い頃から勉強しつづけて
経験もいっぱいして
20代、30代ですでにスペシャリストって
わたしには、眩しすぎた。
わたしは、その頃、何をしていただろう・・・
何をしたら、その世界のプロフェッショナルになっていたり
ひとつの道を突き進む情熱を持つ人になっていたのだろう。
そう思って
「何をしたいかわからない」
「私の使命・天職って?」
と光が見えない暗いトンネルの中、モヤモヤとした不安でずっといた。
50代になり・・・
今になって、今までのわたしの人生を
改めて振返ってみた。
ちゃんと書こうとせず
わたしの経験をすべて書き上げてみた。
「やりたいことがわからない」と言いつつ
いや、わからないからこそかもしれないが
意外にも、色んなことを体験していた。
・ちょっと興味があったら、すぐに調べて
その道のプロに聞いてみたり、メニューを受けてみたり。
・体験してみたり
・学び資格をとってみたり
・沖縄へひとりで移住してみたり
(今考えると突拍子もなく、無謀だけどw)
書き出してみると、すごい数で
多少やり散らかした感は否めないけど
自分自身でも、フットワークの軽さと行動力に
驚いた。
そんなにいろんなことをやってみても
「情熱をもって充実感を感じること」がなかったり
それを続けることがなかったことに
「飽きっぽい」わたし
「ビジネスにするセンスがない」わたし
「結局やりたいことが未だにわからない」わたし
にダメだしをし続けてきた。
だから
「今、何やってるの?」と聞かれて
答えにくい瞬間が、
下を向いていたいような気持になっていた。
総合デパートと職人との違い
器用である程度なんでもできて、
色んな経験、習い事をしてきたけど
飽きっぽくて続かない。
このタイプは「総合デパート」タイプだと
聞いたことがある。
わたしはどちらかというと
そのタイプ。
反対に、一つのことを極めたプロフェッショナル。
わたしが憧れている人はこんな人だった。
この人は「職人肌の個人商店」。
どちらが良いとか
優劣とかはない。
ただ、タイプが違うだけ。
総合デパートは、飽きっぽくて続かない
そんなあまり良いイメージがないけれど
でも。
沢山の生きた経験となり
それはいつか貴重なデータになったり
生かされたり、
点と点がつながることがあるそうだ。
わたしも、それを聞いて
感動したことがある。
そうか。
わたしがやってきたことは
決して無駄ではないんだな。
多分、たっくさんの経験をしてきたかったんだな。
お金がなかった10代
お小遣いが少なく
でも「万能感」と「好奇心」旺盛だったわたしは
本当は、やってみたかったことがいっぱいあった。
テニスや水泳も習ってみたかったし
お洒落な流行りのお洋服もいっぱい欲しかった。
バイクや車で、行きたいタイミングで
知らない土地や海を見に行きたかったし
世界でひとつだけの「何か」を
この手でつくりだすことが大好きだった。
(材料が色々いるので、できなかった)
就職して、自由に使えるお金が入ってきた時
それらを全部叶えてあげていた20代。
そう気づいたら
すでに「やりたいこと」がいっぱいあって
そんな自分に「叶えさせてあげていた」わたしに
ちょっと感動した気持ちにもなってきた。
今までの経験を書いてみる
頭で考えていただけでは
「やりたいこと」ってわからない。
「書く」ことや「話す」ことで
「やりたいこと」のヒントがみつかると思っているけど
「今までの経験」を
洗いざらい書いてみるのはおススメ。
その中の共通点で
得意なことや
やりたいことのカケラってみつかるかもしんないし
意外とやってる自分に
OKが出せたりできるモンだ。
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