【他人の生き方を知ろう!シリーズ】3000万かけた工場が1週間で流された社長編
皆さんこんにちは!前回の記事で、『他人の生き方』を知ることで、
①自分にとって大事な要素を見つける
②苦労の想定値を高める
ことができるとお伝えしました。
今回はご本人の許可がまだ取れていないのでお名前を出せませんが、全国のイトーヨーカ堂にも卸している、ある食品会社の代表「A社長」にヒアリングした“生き方”を、やりたいことを見つける参考例としてご紹介したいと思います。
【Aさんのプロフィール情報】
●公務員からの起業
●化粧品会社、食品会社、農事組合など複数経営
●上場企業にM&A経験もあり、正直もう遊んで暮らせる人w
●家庭生活など本人曰く犠牲にしたものも多い
起業することは決めていたが…
A社長は30歳で「起業する」こと自体は決めていたそうですが、具体的にどの分野で起業するかは決めていなかったとのこと。
では、なぜ初めての起業で「化粧品会社」を選んだのかと言うと、
①自分の子供がアレルギー持ちで、その子でも使えるモノを作りたかった
②法改正
特に起点となったのは「法改正」の方らしく、それまで必要なかった原材料の表記が必要になったため、自然由来のものだけを原料に使用した化粧品の需要が高まるぞ!っと思ったことが、主なきっかけだったそうです。
僕自身、A社長から「法改正は必ずチェックする様に。この前後で市場の動き方が大きく変わるよ」とアドバイスを頂きました。
やりたいことは“決まる”のではなく「決める」
A社長は、化粧品会社・食品会社・農業組合など様々なことに挑戦されているので、「どれも、元々やりたかったことだったんですか?」と聞いてみたところ、
『分野としては興味が元々あったけれど、それを選ぶだけの強い背景的ストーリーがあった訳ではない。やりたいことが、何かのきっかけで“決まる”と思っている人間は、いつまで経っても何も実現できない。』
とのお答えでした。確かに、世の中起業したいという方は多くいますが、何をするかをいつまでも“決められない”人が多いのも事実です。
その要因の一つとして「失敗しそうで怖い」と言った、失敗や苦労に対する恐怖心が邪魔をするケースは多いのではないでしょうか。そこで今回は、実際経験した失敗や苦労話についても色々聞かせて頂きました。
上手くいかないときの対応で、起業の成否が決まる
「いや、ホント失敗もだけど、自分じゃどうしようもない逆境ばっかりよw」
A社長がそうおっしゃるのは無理もないのですが、この方3000万かけた工場が稼働1週間で豪雨に流されています。
「複合機とか納品翌日だったから、1枚も印刷できんまま泥まみれだったよ」とのこと。
上手くいかないときというのは、時間をかけるほど、損失が大きくなったり、チャンスが逃げていくため、そういった時に、感情をコントロールしてスピーディに振舞えるかが成否を分けると仰っていました。
どこまで挑戦するかを決めておく
「決めて動いた結果、やりたいことでは無かったって経験はありますか?」
皆さんが聞いて欲しいであろうことを、恐る恐るちゃんと聞いてきましたよw
「辞めようって思ったことはないかな。めんどくさいことや、嫌なことって言うのは必ずあるしね。ただ、ココまでやってみて、上手くいかなかったら撤退しよう!みたいな線引きはやっている」
つまり、逆に言うと、「線引きしたラインまでは必ず“やりきる”」ということであり、直ぐ挫折して、やりたいこと迷子のなる人にとっては、重要な考え方だなと聞いていました。
あと、客観的に聞いていて、起業をお金のためだけにやっていないというのも重要な部分です。(M&Aで宝くじ数回分稼いだそうw)
自分ためだけでなく、「社会や他人の為に実現したいこと」という視点で、やりたいことを見つけることが、やりたいことを見失わない上で重要なのではないかと思います。
まとめ
お名前を出せないのが非常に申し訳ないですが、起業家の方の経験は聞いていて面白いw(面白く話すスキルがあるとも言える)
皆さんはどの部分に共感や、考え方の違いを感じたでしょうか?今後もまた、皆さんのやりたいこと発見のヒントになる生き方を紹介したいと思いますので、是非次回もご覧ください!
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