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一隅を照らす

好きなことばのはなし。

「一隅を照らす」という言葉。自分が尊敬する方から教えてもらった好きな言葉の一つである。これは最澄が説いた「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」からきた言葉であり、「自らの立場や役割において最善を尽くし、その場所を光で満たす」という教えである。この教えは、今の社会・組織・自分の在り方にもつながっていると感じている。組織のマネジメントをしていたアルバイト時代には、この言葉を頻繁に使っていた。毎日発信していた後輩へのメッセージも、アルバイトの最終日はこの言葉で締めた記憶がある。

今の自分リアル

あと少しで新卒の研修期間が終わるが、いまだに自分自身の立ち回りや役割がはっきりと見えていないのが正直なところだ。本配属を前に、今日は改めてこの「一隅を照らす」という言葉について考えてみたいと思う。(文章がまとまっていないためご容赦ください)

一隅を照らすとは?

まず、一隅を照らすことは、与えられた自分の役割を全力で果たすことを意味する。例えば、自分が担当するタスクをしっかりやり遂げることが重要だ。アルバイト時代には、得意なイベントの運営や資料の作成などを行っていたが、ただの作業としてではなく、デザインや内容に相当工夫を凝らしてプレゼン資料を作り上げた。その結果、評価をいただき、自分のアルバイト先だけでなく、より大きな範囲の仕事を任せていただくことができた。自分の役割を真剣に取り組むことで、周囲にポジティブな影響を与えられるのだ。

でもやっぱりマジで難しい

しかし、やっぱりそれは本当に難しい。今、自分自身は会社の中で一隅どころか一点も照らせていない気がしている。辛い。実際、日々の忙しさやストレスで手を抜いてしまうこともある。そんな時、自分の仕事に責任を持ち、最善を尽くすことが大切だと痛感する。

結局は自己成長

一隅を照らすためには、自己成長が不可欠である。
自分のスキルや知識を高めることで、より質の高い貢献が可能になる。
正直、そこの部分が全くもって足りていない。
例えば、ある同期は、業務時間後に先輩に1on1を申し込み、日々自分自身の考えや行動をアップデートしている。
その結果、自分の弱点を常に洗い、強みをさらに伸ばすことができている。この姿勢こそ、一隅を照らすために必要な自己成長の一環だと思うので、どんどん見習っていきたい。

同期を大切にして一緒に輝きたい

また、一隅を照らすためには、仲間の力を借りることも重要だと思う。
正直、自分一人で全てを成し遂げるのは難しい。
周囲との連携や助け合いが欠かせない。
例えば、チームでの仕事では、メンバー一人一人が得意分野を活かして協力し合うことで、大きな成果を生み出すことができる。

アルバイト時代には、高校生を一日中勉強させる合宿を企画・運営したことがある。まとめ役として後輩スタッフの強みを見極め、それぞれの役割を配分した。その結果、合宿はスムーズに進み、高校生たちは本気で勉強し、全員が達成感を味わうことができた。みんなで協力して働くことの喜びと、共同で目標を達成する達成感が、組織の輝きを増す要因になるのである。

でも忘れちゃいけないもの。誠実さ、感謝、他者貢献欲。

一隅を照らすことのもう一つの側面は、誠実さと責任感である。自分の言動に責任を持ち、誠実に行動することが信頼を築く基盤となる。信頼される人物になることで、自分の影響力が広がり、より多くの人々に良い影響を与えることができる。

また、感謝の心も本当に大事である。周りの人や環境に感謝の意を示すことで、良い人間関係が築ける。感謝の心を持つことで、自分自身も謙虚になり、傲慢な気持ちや態度は出ずらくなると思う。

さらに、一隅を照らすことは自己満足だけでなく、他者に対する貢献も意味する。自分が輝くことで、周りの人も影響を受けて一緒に成長できる。組織全体が明るくなるためには、一人一人が自分の一隅を照らすことが不可欠。その連鎖が大きな変化を生み出し、より良い成果を出す原動力となるはずだ。

おわりに


「一隅を照らす」ということばは、自分にとって今後の社会人生活においても価値があり、社会で輝くための指針となると思う。自分の役割を全力で果たし、自己成長を続け、他者と協力し、誠実であり、感謝の心を持つことで、一隅を照らし、輝く存在になれると信じている。

ここまで書いたけど、やっぱり、毎日の生活でこの教えを実践するのは簡単ではない。しかし、少しずつでも意識して取り組むことで、自分も周りもより良い方向に向かうと思う。
残り本配属までわずか。頑張っていきましょう!!!🔥

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