これからは『特殊カテゴリ×表現者』が生き残る時代

もうすぐ「Siri」に尻に敷かれる時代がやってくるのだろうか。

iPhoneに搭載されている「Siri」に代表されるAI(人工知能)技術の進歩が目まぐるしい昨今。そのAIやロボットに人間の仕事が乗っ取られるのか、それによりこの先なくなる仕事という話題をよく耳にする。それに関連する書籍もいくつか出だしている。

俗に“シンギュラリティ(Singularity)”と言われる「人工知能が人間の能力を追い抜くとき」はおそらく近い将来来るのだろうが、それによってヒトの働き方は大きく変わると思う。

その兆しが既に現れ始めている。法律や世の中の考え方の緩和、技術の進歩、そして何よりインターネットの普及が人々の働き方や生き方さえも変え始めている時代に突入している。

資本金1円から簡単に株式会社を起こすことができるようになったし、いわゆるフリーランスという個人事業主の地位も上がってきているように感じる。
その証拠に大企業も個人に発注したり、大手がベンチャーと組むケースも増え始めている。

ノマドなんて言われるが、これからは組織ではなく行動している個人がますます重宝されるようにきっとなる。
比較的自由に、自分の時間を自分でマネジメントして、好きなことやりたいことに全力を注ぎ、ユニークな知能を身につけていくことが(企業人であっても)すべての人に求められる。

そんな中、(自分がテレビをほぼ見なくなったこともあるが)いま注目する、というよりよく見る著名人が変わってきている気がする。やはり主にインターネットを通じて接触する機会が増えた。

その人たちの特徴を考えてみるとひとつの法則が見えた。

『特殊カテゴリ×表現者』

ここでいう“表現者”とは、(分かりやすくてブロガーのような)アウトプットを積極的に行う人のことで、つまり「自分をメディア化する人」を意味する。
(さらに“主にインターネットをうまく活用して”と付け加えておこう)

代表的な例としては、

×「恋愛や女性の働き方」のはあちゅう
×「田舎に移住」のイケダハヤト
×「政治」の音喜多駿
×「芸人」のキンコン西野
×「遊び」のホリエモン

といった具合に。

まず自分が何が好きで何をやりたいか、つまり自分の人生の時間を何に投資したいかを考え、それを信じて“継続して”行動し続ける。その先に大衆と特殊カテゴリにおいて飛び抜けた知識や経験の差を持つことで、その発信する情報・コンテンツに価値が生まれる。

そうするとまた情報や資本(お金含む)が集まってきて、次の挑戦へと投資ができるという好循環が生まれる。
今や「クラウドファンディング」などもあるので、個人でもよりハードル低く大きな目標に挑むことができる環境が整ってきている。

僕もいま自分を見つめ直し、好きなことやりたいことやるべきことを模索しながらインプットを日々続けているが、それと同時にアウトプットも積極的に積み上げていく必要があると改めて感じた。

そのアウトプットのひとつがこのブログ(note)だ。

この情報が誰かや何かと結びつくときを目指して…

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有賀 雄規(やりが)
与え合いの恩贈りで巡る世の中になったらいいな。 だれでも好きなこと、ちょっと得意な自分にできることで、だれかのためになれて、それが仕事にもできたら、そんな素敵なことはないですね。 ぼくの活動が少しでも、あなたの人生のエネルギーになれましたらうれしいです。