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アウフグースとの出会い

アウフグース。サウナ室でタオルを用いて風を送る。こう書いてみると、簡単なようだが、なかなか奥深い世界。思ったように風は送れない。

技術のある上手い人にあおいでもらうと、気持ちいい。同じようにやってみようかと真似してみても、そう簡単にはできない世界である。

「北欧」の有料アウフグース

サウナにハマり始めていた頃。ついにサウナの聖地、北欧にたどり着き、楽しみ始めていた頃。

プレミアムアウフグースという有料サービスがあると知り、ぼんやり予約画面を眺めてみると、運良く空きがある。当時はまだアウフグースやロウリュのサービスを受けた経験も少なく、「ものは試し」くらいの気持ちで受けた。

そこで受けたのが、鮭&鱸のアウフグース。鮭山さんと鈴木さんのペアだった。今でこそ、このお二人はアウフグースのプロチームに所属する方だと知っている。が、何度も言うようにまだハマりたてだった私は「初めまして」の存在。どんなことするのだろうか?と思っていると…

自己紹介に始まり、拍手。音楽。そして、くるくる回り始めるタオル。

ええっ!こんなことできるの?ええっ!気持ちいい。音楽いい。すごい!

最初に受けたアウフグースが最高峰のものだったとは。今になって思うと贅沢なことである。今受けようと思っても、なかなか予約が取れない。

ここで私は、間違いなく、しっかりと、アウフグースサービスにハマった。

1時間ごとにアウフグース「スカイスパYOKOHAMA」

こうして順調にハマった私。調べてみるとアウフグースサービスをしている施設も結構たくさんあるではないか。

そして訪れたスカイスパで衝撃を受ける。なんと、1時間ごとにアウフグースをしている。しかも担当者のお名前が書かれた当番表?のようなものまである。

ここで初めてタオルの重さや大きさによって風が違うということを知る。アロマの種類や氷を使ったロウリュを知る。なにこれ楽しい。

初めてスカイスパに行った日は、全部のアウフを受けるんだ!と意気込んで、本当に9回くらい受けた。

実際は受け過ぎ注意なのだが、いろいろなタイプの香り、タオルの使い方、水のかけ方、担当者のお話の違いが本当に面白い。もともと凝り性なところがあり、そんな悪い癖が出たのだろう。

それは掃除道具です!「草加健康センター」

そんな中、友人と共に草加健康センターを訪れる機会を得た。こちらもアウフグースサービスが充実しているらしい。ホームページにも開催時刻が書かれている。

テレビ画面がオフになり、音楽がなり始める。ジューというロウリュの音が気持ちいい。上の方はだいぶ熱くなるな。

アウフグースに慣れ始めていた私は、このくらいの余裕をもってアウフグースを楽しんでいた。それにしても、時間長いな。何度も何度もスタッフさんが来てくれる。一度出て、水風呂に入って、休憩してもまだ続いている。

そして、最後にはブロワーが登場した。

ブロワー。空気を使って落ち葉を吹き飛ばしたり、集めたりするもの。しっかり「マキタ」と書いてある。

ブロワーによって全速力?の風が…もとい熱風が体に届…熱っ!!!

手をあげて、熱波を全身に受けるポーズを取りながら、おかわりを求める人たちがいる。まじか。いやしかし、しっかりと熱せられた体が水風呂によって冷やされるとちょうどよい。外気浴が気持ちいい。おお、全身に血液が回っていくような、そんな感覚。

掃除道具もアウフグースに使える。学びだった、ということにしよう。

アウフグースで広がるサウナの楽しみ

ショータイプのものは、ストーリーを作り、楽しませてくれるものもある。香りを楽しむタイプのもの。熱々の熱波を楽しむタイプのもの。アウフグースといっても、本当にたくさんのタイプがある。

いろいろなアウフグースはサウナの楽しみを広げてくれる。まだ見ぬアウフグースサービスを求めて、今日もサウナへ足を運ぶ。

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