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新千歳空港温泉 新千歳空港
北海道の玄関口、新千歳空港には温泉・サウナ施設がある。今回はまさかの空港から一歩も出ずに北海道を満喫した話。
ターミナルビル4階にある温泉
新千歳空港温泉は、その名の通り、新千歳空港内にある温泉施設である。以前より存在は知っていたが、なかなか来訪する機会がなかった。今回はあえて空港から一歩も出ずに北海道を満喫すると決め、こちらの施設も堪能することにした。
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空港内ホテル「エアターミナルホテル」
今回、空港を満喫するにあたって、空港に泊まってしまえばいいのでは?という発想に至る。そこで空港併設のエアターミナルホテルを予約。14時チェックイン。外出は自由だが、空港ビルが閉まってしまうため、23時までに戻って来る必要がある。
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このホテル、朝ご飯のビュッフェも充実しているし、何より空港へのアクセスで右に出るものはない。旅行はもちろん、ビジネスでも活用できるのだろう。客室は滑走路側を向いているものもあり、飛行機好きにもおすすめできる。
そしてエアターミナルホテルに宿泊すれば、新千歳空港温泉の入館料が無料になる。ホテルのフロントで温泉に入りたい旨を伝えると、専用のカードをもらうことができる。それをもって、いざ温泉の入館受付へ!
メインサウナにはゆっくり入れる80℃
簡単な説明を受けた後、入館。タオルをもらう。フェイスタオルは脱衣所にも設置されていた。
早速身を清めてからサウナへ。メインサウナはテレビ付き。説明によれば温度は80℃前後とのこと。ゆっくり入ることができる温度。今回はテレビもあったので、長めに入ることにする。
水風呂は15℃前後だろうか。北海道の11月ということを考えれば、もう少し冷たかったかもしれない。しっかりと体を冷やすことができた。
冬の北海道の外気浴が気持ちいい!
この施設の一番のポイントは、露天スペースがあること。空港内なので飛行機の姿も見ることができる。
冬の北海道の外気浴が気持ちいい!しっかりと体を温めた後に、冷たい空気に体をさらして、熱を冷ましていく。やや風があり、長時間外にいることはできなかっ、この温度差がサウナの真髄であると再認識。北国の外気浴、素晴らしい。
続いてミストサウナへ
蒸気が充満しているミストサウナへ。こちらも70℃前後だろうか。ゆったり入ることができる温度設定。
奥にストーブがあったので、ストーブ前まで進む。足をストーブに向けることで、足先までしっかり温めることができた。
露天風呂で「頭寒足熱」
水風呂、外気浴のルーティンをこなした後、露天風呂へ。露天風呂では頭だけが外に出た状態。まさに頭寒足熱。のぼせることなく、ずっと入り続けられるのでは?
空港から一歩も出ていないのに、このクオリティで温浴施設を楽しむことができるなんて、恐るべし、北海道。
食べ物がうまい!さすが北の大地
温浴施設を楽しみながら、空港グルメも堪能させてもらった。
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やっぱり外せないのはラーメン。空港内には道内の10店舗が集合している「ラーメン道場」がある。
今回は弟子屈ラーメンの魚介しぼり醤油ラーメンをいただく。魚介と野菜を炊き込んで、しぼりあげた特製の醤油ダレを使ったラーメン。魚介の旨味、濃厚さを感じる1杯だった。これはまた食べたくなる味。
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続いて海鮮。これも外せない。いろいろな海鮮の店が新千歳空港にはあるが、今回は札幌魚河岸五十七番寿司へ。こちらは「札幌市中央卸売市場水産仲卸」の中にある立ち食い寿司。道産日本酒「二世古」と共に。
以前も北海道に来たときに感じたが、北海道の寿司は基礎レベルが高い。脂がのったにしんやさんまをいただく。これで一貫400円や450円だというのだから、びっくりである。
職人さんの手際の良さを見ているだけでも楽しくなる。プロの技を見て、食べて楽しむことができる素敵なお店であった。
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空港の中から一歩も出ないというしばりで楽しんだ今回だったが、しっかりがっつり楽しむことができた。いつもは駆け足になってしまうお土産屋をじっくり見て回ることができたのも収穫。
また、エアターミナルホテル宿泊者は、チェックアウトまでであれば、何度でも温泉に入れる。新千歳空港温泉にも宿泊滞在プランがあるので、予約状況によって使い分けていきたいところだ。