石切劔箭神社で厄落としてきたァ!
厄落としだ!!!!!!!
高速道路を通る度にあのクッソデケエ看板を目にしていて、いつか行かねば・・・と思っていたいわゆる「石切丸さんの実家」に行って来た。
GWだしこれが家族旅行だ!!!(めちゃくちゃ普通に日帰りです)
わしがかねてより本をめちゃくちゃ買っている、素晴らしき同人イベント「#刀剣自由研究展」というのがあるのですが、そこで買わせていただいた『石切丸先生といっしょ!修学旅行のしおり』さんを参考にさせていただきました!めっちゃわかりやすい解説つき。お世話になりました!ありがとうございます♪
石切丸さんのおもちは残念ながらまだうちに居ませんので、実質弟である兄者もちを連れ行きました。
車を新石切駅前にとめたらもうね、山見えるんすわ。オオ・・・GoldenWeekだってのに、人っ子一人いねえ・・・!
しばらく歩くと活気ある参道に入り、人々もおられました。
いやそれにしてもめっちゃ天気ええな。な、兄者。
おてんきだねえ~
おや、のぼってゆくと、ひだりてにちょうちんと、とりいがみえるよ
ココダァア!ついたわ!!
なんか人々がぞろぞろと歩いていたんですよね境内を。
よく見たらこれが件の修学旅行のしおりに書いてあった「お百度参り」ってやつだな・・・!と早速しおりで得た知識の答え合わせですな。
オォこれが・・・!オタク、伏線回収とか知識の実物確認とか検証が好きですね。もう既にクライマックスです。(だいぶ序盤)(簡単なオタク)
石切丸さんはきっとここで何度も頭上をぶつけたことでしょう・・・というような渡り廊下的なのがありましたね。
ちなみにこれはあとで行った上之社の方にもありましたね!流行ってんのかナ!?!ってなりました。
お賽銭入れて「仕事でBIGになりてえ・・・」的な意味の願いをしてから奥にズンズン進んでいきましてね、例の石切丸さんの展示場所にたどり着きましたね!!
受付の巫女さんに「すみません、割符はお持ちですか?」と問われ、アワアワするオタク!!シマッタ!!!なんてこった!!!Hey,しおりに書いてあったじゃねえか!!展示には割符が要るってヨォ!!!
これが例の割符だ!!!!!
「厄」って書いてあるわ!!!!!
この「厄」って書いてある側をパキッと折って、受付の闇のボックスの中に落として入場するスタイルでしたね。この闇のボックスの中に人々が「厄落としだ!」をしまくった有象無象の厄の念的なものが入ってるのかと思うと、深淵を覗きたくなっちまったぜ・・・。
それはそうと、展示はとてもすばらしく、これもしおりに書いてあったとおり、石切丸、小狐丸、小烏丸のそれぞれ写しが、縦にライトアップされて並べられている、という、初めて見るスタイルであった!
めっちゃ見た<●><●>
180°見たね。刃をこっち側にしてまさに「この刀に今から斬られます」みたいな角度で見れる。こわ・・・!やはり武器なのだな、となる。
そして、おそらく今回の展示で、もう二度と拝めないであろう、石切丸さん「本歌」「写し・真打」「写し・影打」の太刀三兄弟三段展示がもうすごくてェ・・・・・・・ちびるかと思うたわ!!
(※この前々日に刀ミュ花影初見でした)
刀ミュネタバレですが
花影のテーマそのものでしたからね「写し」と「真打/影打」ってね。
もうめちゃくちゃタイムリーーーーーーー!じゃん!!ってね。
我ながら、このタイミングで石切丸三兄弟を見に行けたこと、もう奉納されてしまうので、比べて見ることももうできなくなるこれらの刀を並んだ状態で見られたことを、一生忘れないでしょうね。
真打と影打の石切丸の刃紋見比べたら、やっぱ真打の方がちょっと綺麗に見えたもんな、なんか、この二つで、どっちを真打にします???ってなったらわしもこっちを真打に選ぶな、って感じたもんな、霊力を・・・。まあ、わしが選ぶ機会とかないんですけどな。
花影のネタバレをもう少し許されるのなら、もう一つ。
本阿弥光徳が、カゲはその後、溶かされて鉄に戻らされたりする、みたいなことを言ってるんですが、それは当時の価値観で、今のこの令和の石切丸さんの兄弟たちの中で、一等は真打として奉納されるが、影も、影に選ばれなかった刀も、出来があまりに良かったもんで、奉納されたんですってね。それが、先ほどの「縦向きに飾られた石切丸さん」なんですな・・・。
時代だわぁ・・・って感じたな。やっぱそれは今の刀の価値が、花影の、戦国の時代と違うっていうのもあるが、なんだろう、多様性ですね。命の価値の多様な生き方が許される時代なのだと。
この影打ちにも選ばれなかった、石切丸さんが、それでも生きる道が選べるんだなあと。でもどうなんだろうね、当時だって、本当に出来の良かった刀は、歴史にも書物にも何にも残されずに、ひっそりどこかで誰かの家の宝ものとして残ってたりしたのかなあ、無銘として・・・とかな。
色々思い馳せるところがありましたね。
エモい気分に浸りながら、さらに進むと我らが刀剣男士の石切丸お兄様が居たですね!!!!!!!お兄様!!!!!!!!でけえ、やっぱでけえですお兄様!!!!!!!!
これは「こんなところにも矢がぁ!」となって撮った石柱(石灯籠?)。
先っちょも攻撃力が高そうだった。天羽々矢がご神体なだけある。
ちなみに先の展示会場では、矢がゆっくりと回転しながら展示されてました。
「刀だけでなく矢も180°見せる気だ・・・ッ!つええ!!これはフィギュアオタクに目覚めた時に買いたかった回転式展示テーブルの技術かもしれねえ!!」とか思っていましたね。
いつだって己の思い出と共にあるオタク、思い出の出所がポンバシのコトブキヤの光景ですんません!!
これは例の修学旅行のしおりにも載っていた。元競走馬らしい。
そういえば鶴丸で有名な藤森神社にも馬がおって、あそこは淀の競馬場が近いから、競馬の願掛けお守りめちゃくちゃあったな・・・と思い出す。
石切劔箭神社を堪能して、さらに坂を登っていきましたよ。
そう、人は高みを目指すもの・・・・上之社にも頑張って登ったぜ・・・!
フウハァ・・・・普段運動不足のオタク、左足の太ももをつったぜ・・・・・・・(帰り自動車、大丈夫なんですか?となる)
でもギリギリすぎたぜ!
着いたら「15:30なので、閉めますね~」と宮司さんに言われる!
Oh!17:00じゃないのか!
写真めっちゃ暗いけど、牛さんがおったね。
実はここに駐車場があったので、もし次来るときはここまで来るまで上がって来たいと思ったね。太ももつったからね。そんなことある。どんだけ運動不足なんだよ。
うんどうぶそくなのにさらにうえにのぼっていったよぉ~
ここはいしきりえき!
すごいね!きんてつってこんなところまでのびてる!
すごおい!たかあい!
けっこううえにきてた!!
おおさかのまちをながめることができるたかさだ~~~!
ぼくのおでこのたかさにある、いっとうたかいたてものがみえるかい?
これがぞくにいう、あべののはるかす、らしいよ。
あべのせいめいとかんけいがあるのかな。
※同じようなことを思いついた人は居たようです⇓
それはさておき、めちゃくちゃ高いので、降りるところもすごい、道が、すごいカーーーーーーーブじゃん。これは、チャリ部時代に落車したあの地獄の魔カーブを思い出すわ・・・。
この道をずんずん下り、やっと170号線に出たところで、「15:30なので閉めますね~」と宮司さんに言われてから1時間経っていたことに気づく!
すごい!!普段まったく運動していないおれたちが、1時間ぶっ続けで歩いていたとは!!と感動する。5分でいけるコンビニにも車使うくらいのニンゲンたちが、1時間以上歩いてたの偉すぎるわァ!
これは途中で見た陸奥守吉行の概念。
これは国道に出た時に見つけたシャレオツなIshikiri。
これはどんきのかんばんにでかでかとのっていた、いしきりまるのがいねんだよ。
ていうかこのどんきもでかいね。
さすがいしきりまるだね。
そんな感じで、GoldenWeek日帰り旅行を満喫してきましたね。
源一純画御朱印っていう右の青い絵馬の武者絵が超カッコよかったので、特別版御朱印もいただいてきましたよ。
そして車に貼る用の交通安全ステッカーをば。
石切丸さんの霊力でこのままGolden免許のまま生きていきたいと思います。
ご安全に!