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とうかぶ衣裳展in京都南座

以前とうかぶを生で観て非常に感動させていただきまして

その後、北野天満宮での展示なども行かしてもらいましたが、今回は南座で衣裳展行ってきました。

南座、四条や三条で遊ぶ時、隣のにしんそばの店めっちゃウメエので、近くは何回も通るんですが、入ったことは無く・・・今回初めて足を踏み入れました。

なんかもう建物にいきなりドォオオオン!てとうかぶ貼ってあって、それを四条に観光に来たであろう若者やら外国人の方などやらが「歌舞伎だ~」って感じで写真撮ってましたね。

誇らしい気持ちになりましたね、オタク。推しが・・・撮られておるわ・・・と。

そしてわしも撮る。

後光さしてるゥ!!!!!!!!

今日京都30度越えのあttttttttttttttttttttttっつDAYやったんすけどォ!!☀🔥晴れてて最高の写真撮れたな。もう入る前から満足や。

今日はこの日のためにこしらえたとうかぶ源氏もちと共に来たるオタク。

南座入るやで。

紋の美しきことよ。贅沢や・・・贅沢な壁の材質。

良い壁の材質に印刷された推しの紋。
もうこれだけでもチケ代おつりくるレベル。

鬘や。横からとかも見れる。
どのように髪型を再現したのか、後ろへの髪の流し方がどうなっているのかもわかる。
立体で把握できると絵を描くときもいろんな角度させられる。貴重資料だ・・・・・・素晴らしいな・・・・。

紅梅姫ちゃんは実質刀剣乱舞メディアミックスで初の公式ヒロイン枠なのですが、衣裳の花のグラデ具合が天才か!?!!?となる。

きっと色んな刺激を受けてうつろい色を変えてしまう乙女の心の機微とかを表してんのかもしんねえ・・・とかオタクは勝手に妄想したりなどした!!!

とうかぶ観劇時はこの衣装のグラデ感とかまで見る余裕が無かったから、こうして衣装をまじまじと見ることでまたあの本の良さとか、作りのこまけ~とこに気づかされる。解釈の深みが増す。

とうかぶで特にわしがテンションが爆上がりした敵短刀くんさん!!
後ろの壁に怪しげに影が映ってると言われて「ほんまや!!!こわ!!!!」となる。

下から見ると咥えている部分も細かく作りこまれているのがわかる。
牙のグラデが良すぎ。

これが職人のワザですか・・・・・・・・ぐおお・・・自分がプラモデルやったりなんか突然靴塗ったりするオタクだからこそ塗装のこだわり感、すげえのに興奮する。観劇した時は造形のなめらかさとかシルエットに感動したが、この塗装の仕上げ具合もまたすごかったのだと、止まっている状態でこの間近で見られて、改めて感じるのであった。

3階で受付して2階、1階とおりてゆく。
そして最後のエリアはなんと花道を歩かせていただいての、刀剣男士衣装展示を、舞台の上で、観られる、と。

なんとまあ贅沢な!?

南座でやってくれ!とうかぶ南座で!!
ここを通っていく兄者を!膝丸を!!観たいです!!!

ちなみにわし自身は、歌舞伎の花道を通ったことがあるっちゃある。
(南座じゃないです。上七軒歌舞練場かみしちげんかぶれんじょうという、北野天満宮の裏のところで髭切のコスプレでイベントに参加させていただいたのである)

普通に生きてて歌舞伎の花道を2回通る人生ってないやんか。
これが刀剣乱舞か・・・なんてこった。

上がらせていただいた時も言われた、歌舞伎の舞台というのは神性な場所なのでおいそれと上がることはできない。とても貴重なこと。靴であがっては絶対になりませんということを。

なのでもうめっちゃ全面貼られたシートに納得。一切の隙間も踏ませない。すごい。これ全面貼るの絶対に大変なんすけど、これ全面に貼ってでも審神者を舞台に上げてくれたの。なんてこった。そこまでしてやってくれてんですけど、チケット代足りねえくらいですけど???????????となるオタク。ありがとうございます。(南座のシートの気合にお金が足りないのでは・・・となるオタク感想が見られるのはNEGIOZyのnoteだけ!)

舞台の一番最初にお目見えするのがわが推し膝丸の太刀であった。
これが見たかった。おお、これが見たくて来たのです。

北野天満宮の時のとうかぶ衣装展は三日月の太刀を展示されていて、いいなあと思った。が、ケース越しだったので見れる角度は限られておったし、なにより「膝丸も見てえ・・・・・」ってなっていた膝丸のオタクワイ、舐めまわすようにこれを見るのであった。

ン鍔をねェ!

一番見たかったンですねェ!!

見えるウ!!見えるゾォ!!!

鍔の作りこまれた凹凸、造形が見えルォ!!!!<●><●>

反りやばない?マジやん。


あのーーーーー・・・いつもわしが二次元的に絵を描くときにどうしてもサボってしまっているこの部分!!!この部分やん。この部分がどうなって立体構造物的になってるのか、やん。

また絵を描き直したくなってくるオタク。

発作でる。マジで。インプット解像度を高めれば高める程「あの時描いたあの鍔が!!!」とか「あの反りは膝丸の反りではなかった!!!」とかなって全てを描き直したくなってきてしまう。

あとこの一振り一振りに対して衣装と太刀の拵の名前がついているのもやばい。これが歌舞伎か。これが職人さんのお仕事か。

なんかこうただ単に「とうかぶ版の衣装です!」じゃないんだなあ。
もうこの小道具ひとつとっても、衣裳とっても、それら一個一個が「作品」になっているのであった。

わしはよくXでフォローさせていただいてる刀剣乱舞二次創作として模造刀を作っておられるタカハシアオイさんの模造刀写真集やインテで撮らせていただいた写真などを参考にしたり、このnoteのヘッダーにもなっているむしゃ処さんのインテリア模造刀を実際に手に持って角度を変えた時の刀の見え方を確認したりなどするのだが、もはやその武器としての刀の姿をそれこそ「うつす」行為自体に物語性とか感じちゃって非常にいつも感動してるんですけど、こうして改めてこの小道具に対して名前ちゃんとつけて飾られてる感じが本当にここに魂が込められた作品として使われたんだなと感じて鳥肌が立ちましたし、そういう熱量で推しの二次元キャラクターとしての武器が形になって表されてる奇跡に震えたね。(ここまで一息)(ふう)

とにかくオタクは喜んだ。

これは「歌舞伎で刀剣乱舞をやった結果、歌舞伎のそのあまりの自由さによって実現してしまった三日月宗近の現パロリーマンif衣装では」とか言いながら撮りました。「Pi●ivで見た!」は何も紅梅姫ちゃんのラブだけではなかったのだった。無限の可能性しかねえ・・・創作のアレンジの仕方が無限大・・・。

歌舞伎の懐のデカさをまた知るオタク。学びしかない。

ネギおじはこの脚を裏側から見るのがとても好きというか、自分が服を試着したりするときも、後ろから見てどうか、で決める。こだわりポイントである。

膝丸のブーツ感をよくぞ足袋で再現してくださいました。素晴らしいな。いや素晴らしいシルエットや。ありがとうございます。

立ち姿がやっぱり好きでな。膝丸というキャラクターのな。
オタクすぐ立ち絵描いてしまう。好きなんで。推しの立ってる姿が。

今回は写真も得たし図録も買ったので衣装の細かい作りが把握!できた!そして自分が色々と間違えながら描いていたことも判明!!ううお!描き直した過ぎ!!!

この膝丸立ち絵シリーズも大体描けたので、これに横に並ばせる兄者立ち絵シリーズも描きたい。創作意欲、沸き上がる。ボオオ🔥🔥

兄弟の衣装へのこだわりが細部まで。素晴らしかった。

そしてこの舞台の上で見られるというのがなんとも贅沢な。

贅沢だわ・・・京都でなあ、源氏兄弟のゆかりのこの地でなあ。

やっぱ南座でやってくれんかの。

あわよくばまたあの、北野天満宮と大覚寺のコラボラッピングタクシーを走らせ、歌舞伎を見たその足で寺社仏閣を巡り、アバンティの万屋本舗で源氏グッズ買って、そして京都駅からオタク達を見送らしてくれ・・・!と思わざるを得ない。

ここで源氏兄弟見てえのう。

アクスタ買いました。とうかぶもログインして源氏神棚がもうそろそろ置くとこヤバい。

とうかぶ衣装展のグッズ売り場のお姉さまにあらかわいと褒められホクホクのおもち達。

机には載せて撮らせていただいた。(載せていいか確認しました)

とうかぶは刀ミュのSOGAの文脈から繋がってると思うから、SOGAもちととうかぶもちと一緒に撮れて、よかたな。

伝統文化とゲームとミュージカルと・・・の化学反応の先に、誰も見たことなかった新しい景色が見えたんだなあ。


最後に、嵐山で

兄上、鳥が飛んでいたぞ。