noteの記事を万人受け狙いで訴求するか絞り込むかの塩梅加減を語ってみた話
noteを運用するときに、アカウント方向性や目指す目的が明確になっているなら、それに沿った記事を投稿されているでしょうね。だけど、そうでないnoterさんの多くは、何となくnoteに取り組んでいたり、あまり方向性も定めずに記事投稿されておられるのではないかと。
今回の話はそんな記事作成における考え方や、自分なりのアカウント運用の方向性などをザックリとお伝えしたいと思います。これまでモヤッとした気持ちのままで向き合ってきたnote運用の、参考にしてもらえれば幸いです。
それでは、早速はじめますね。
まず、noteを始めたばかりの頃だと、記事にしたことで炎上したら恐いとか敵を作りたくないとか、書いた内容について、何かイチャモンでもつけられたら嫌だなと考えてしまうものですよね。
自分が投稿した記事に興味を持ってもらいたいとか、多くのスキをもらいたいと考えてしまうのが当然のと。なるだけ万人受けするような、読まれる記事を投稿しようと考えるのは当然のことだと思います。
また、投稿する以上は記事を読んでくれた人に高い評価を得たいと思うだろうし、認めてもらいたい、間違ったことを書いて笑われたくない、などという思いも湧き上がるものです。
ですが、そういう思いが自分の気持ちを縛ってしまい、足かせになり、ついつい文章も当たり障りのない内容になってしまいがち。無難な言葉を並べてしまい、文章も何だかカタッ苦しくなったりするものですよね。
自分がnoteを始めた初期の頃の投稿を振り返ると、意識的にラフな気持で記事を書こうとしていたことが、よくわかる文章になっているのです。今読むとやたらに意識したラフな言葉の使い方に、恥ずかしさが募ります。😓
その初期の頃の、自分の文章経歴を辿るように振り返ると、ある時期から余分な気張りが除かれて、少しずつふだんの自然な語り口調に近づいてきたことが見て取れるのですね。
この辺のふだんの自然な語り口に近づいたことが、noteを楽しみながらけっこう長続きできた要因ではなかろうかと、そう実感しているのです。
そこにあるのは自分が書いた記事のはずなのに、少し月日が経過してからその記事を読み返すと、記事で取り上げた内容とか、書かれている文章表現などの細かいことに目がいくわけです。
いったん気になってしまうと、やたらと、気になるところを放置できなくなって、修正したくなるわけですが、それも見方を変えれば、自分が成長した証とも言えますよね。
過去の記事を振り返ると、そうとう気合いを入れて書いた、熱量を込めたはずの記事ほど、スキの数が少なかったり、ビュー数も思っていたより伸びなかったことに気づくのです。
それこそ、独りよがりの空回りで、万人受けを狙ったつもりで投稿した結果なのですよね。😅
それとは逆に、書きたいことも浮かばず、ふと浮かんだ疑問とか思い出などを気楽に書き散らかしたような記事に、想像を超える数のスキをいただいたという経験も珍しくないのです。(^_^)b
2つのアカウント運用で、これまでの投稿記事の本数も、2,538本というけっこうな記事本数になっているので、検証や考察の参考にするデータには事欠かないので、ちょくちょく振り返っているわけですが。
そういう過去記事の検証からは、やはり万人受けを狙ったような記事タイトルや記事内容の記事は、無難ではあっても刺さりにくいのだな、ということが浮かび上がってくるのですね。😓
できるだけ多くの人に読んでもらうたいと、最初っからそういう記事ネタを決め打ちしてしまうと、(失敗、成功で語るものでもないけど)結果的には失敗しやすいことを、念頭に置いておくべきです。
とは言っても、書きたいと自分が強く思い込んだ記事ネタが、たまたま万人受けするかも知れない記事ネタだというのなら、それはためらう必要は無いと思いますね。迷わずに書けばいいと思います。
その際には、文章表現や体裁にあまり凝りすぎず、自分の思いを、そのままストレートに吐き出したほうが熱量もこもり、結果として多くの人に読んでもらえることに繋がるのではないかと。
そういう感触を持った体験がありますので、実践してみるといいですね。
まぁね、恥ずかしくて、あまりやりたくないのですよね。自分の過去記事を読み返すというのは、けっこう恥ずかしくなるものです。ひとりで読み返しながら、恥ずかしくなって、つい周囲を見回してしまいそうですもんね。😅
誰かが、そんな姿を、こっそり見ていやしないかと。
ここまでダラダラと、万人受けしそうな記事を書いても、その訴求力は弱いですよ、みたいな話をしてきました。
でも、だからといって、あえて特定の読者さんにしか読まれないような記事ネタで書くのも、ちょっとちょっと待って。それは違いますよ、と。😆
まず、書きたいことが先にあって、それが万人受けしそうなネタの場合はタイトルに少し工夫をすればいいのです。そうやって、埋もれずに読んでもらえるような工夫をすればいいと思いますね。
要するに、表現は悪いけど、書きたいネタを、書きたいように書き散らかすという姿勢が、noteの記事ではオススメしたい向き合い方になります。
何か書きたいこと、スラスラ書けそうな記事ネタを持っているのなら、そのままの勢いで、スラスラどんどん書くほうが絶対に良いと思います。
そのときに注意したいのは、書き上げてすぐに投稿したりせず、とりあえず下書き保存をしておき、投稿する直前にもう一度読み返して、推敲の手を加える作業を忘れないことですね。(^_^)b
この投稿直前の推敲で、自分の勘違いや誤字・脱字だけでなく、うっかりの変換ミスも見つかったりするのですよ。推敲してから投稿すると、書いたときの思い入れや、方向違いの熱量などを冷ます効果があるので、投稿直前の推敲作業は外せない手順になります。
いずれにしろ、万人受け狙いの記事を意図的に書かないことですね。
結果として、万人受け狙いにみえそうな記事に仕上がるのは、とても良いことだという気がしますが、あえて狙っていくと、その狙いを外しやすいことを忘れずに、noteと向き合えばいいと思います。😅
言いたいことは、万人受けを狙えるような記事ネタにするのか、それとも読者さんを絞り込んで、特定の人が読んでくれればいいと開き直るか、そのへんの塩梅加減が大事ではないかと。
そもそもこの世に、万人受けする情報なんて無いと胃受け止めると、自分の記事を万人に寄せようが、万人を自分の記事に寄せるつもりでいようが大差はないですよね。
その姿勢の違いを認識しておきさえすれば、充分なのかも知れません。
長々と、万人受けを狙うか、それとも絞り込むほうが良いかの、塩梅加減について、自分なりに考えていることを書いてきました。これまで漠然とnoteに向き合ってきた方の、少しでも参考になるなら嬉しいです。😄
ってことで、今回は
「noteの記事を万人受け狙いで訴求するか絞り込むかの塩梅加減を語ってみた話」という記事作成の参考にしてもらいたい話でした。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
狙う的 絞りすぎずに のほほんと
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