地位・肩書・ポスト・ポジションに固執するな!何時でも躊躇なく捨てる覚悟が次のステージを生み出すのだ。
新社会人が誕生する季節になったね?
そこで社会人1年生やベテラン社会人に向けて仕事人としての処世術を書いてみたいと思う。
特に会社の中の地位や肩書に固執してしまいがちな人に贈る言葉として。
地位や肩書で仕事をするな。
出世や昇進・昇格のために仕事をするな。
上司や先輩たちの顔色を見ながら仕事をするな。
地位や肩書で仕事をするな。
自分の肩書・ポストは単なる仕事上の役割にすぎないことを自覚することが大事だね。今の自分の名刺を眺めてニヤついているようではだめだよ。
また肩書や地位の権限を振りかざして仕事をするなんてのは、みっともないから止めといたほうがいいよ。仕事するときはみんなチームの仲間だ。
でもいるんだよな?
こんなヤツって。
出世や昇進・昇格のために仕事をするな。
仕事をするのは地位や肩書をもらうためにするんじゃないからね?もしそれが欲しいんだったら、さっさと会社なんか辞めて自分で独立開業すればいいのだ。その時点で社長さんになれるから、ね?
与えられた自分の地位・肩書・ポストを自分で手に入れたと勘違いしてはいけないね。自分の努力があってこそと思うかもしれないけど、担当職務に合わせた人員割り振りの結果と思うことが謙虚でいいよね。
今の肩書・ポストに固執してしがみつけば、もっと上の次の肩書・ポストは与えられないと理解したほうがよい。肩書やポストに頼ってばかりの輩がやるような、偉そうに肩で風を切るような愚かな真似はしないことだね。
上司や先輩たちの顔色を見ながら仕事をするな。
仕事の成果を認められたい気持ちはだれにでもある。だからといってそのことばかりに気が向いてはダメよ。目の前の仕事の質を高めることだ。入れ込むことだ。
あなたが周囲を見ている間はだれもあなたを見ないと思えばいい。仕事に没頭した姿にみんなは気付いているから、アピールするのは興ざめになるよ。
坊さんが転んだのゲームと同じで自分が見ていない時こそ、周りはあなたを見ているのだ。とても大事だね。
組織の中で管理職という立場になった時の心得は、自分の仕事を奪い取ってしまうことを心がけることが大事だ。自分がいなくても廻る組織を目指したほうがよい。
自分が不要になる組織をつくること。
自分がいなくても機能する組織を作り上げることは管理職の仕事なのだ。
自分がいないと機能しない組織というのは、自分の小さな優越感を満たして追随する者を排除するための邪な思いから、歪んだ組織になりやすい。
刃物を研ぐには砥石がいるのと同じで、ライバルや難問を持ち込んでくる相手こそが自分の砥石になってくれる存在なのだ。
どんな名匠が鍛えた刃物でも磨かなければ錆びついてしまうのと一緒で、自分を磨き鍛える意味では、肩書やポストに安住しようとする意識が成長の邪魔をすることを忘れてはいけないよね。
これから社会人としてスタートを切る人も、とっくの昔に社会人の仲間入りを果たした人も、自分の立ち位置・ポジションをきちんと定めておく必要がある。
そこをいい加減にしたままだと迷いの森に踏み込むことになるよ。それも永遠に終わりの来ないような深い森の長い迷路で彷徨うことになる。
そして彷徨っていることすら自覚しないまま年老いていくのだ。不平不満と愚痴と悪口、妬みと嫉みを醜悪袋に詰め込んで背負い人生行路を歩むのだ。
ああぁ……そんなのいやだ!
そうだよね?
肩書を捨てる覚悟があれば?
だから生きる基準、物差しを肩書やポストにしてはいけないってことだ。
人からどう思われようが、何て言われようが自分の正しいと思ったことを貫く覚悟がこれからの時代は求められていると思う。
人に恥じる必要のない自主的な行動と思考で自分らしく生きることが、個性を護り幸福実感を高めてくれる、そう思うのだよね?
仕事も大事。お金も大事。健康も大事。
それよりもっと大事なのは「あなた」が一番大事。
だから大事な「あなた」のために仕事もお金も健康も大事なのだよね?
ってことで 今回のテーマは
「地位・肩書・ポスト・ポジションに固執するな!何時でも躊躇なく捨てる覚悟が次のステージを生み出すのだ。」というマジメな話。
では!
今日も 明日も 明後日も のほほんと 生きられますように。