ボケる前にやるべきことは柔軟な思考で問題に対処し即断即決ができる頭になること!
人は誰だって年を取れば取るほど、社会人としての経験も豊富になってくるわけなんだけど、その豊富な知見を活用できなくなっている人がけっこういますよね。(^_^)b
今回はそんな、年齢を重ねるほど豊富な知見を活用できるように、柔軟な思考が欠かせないよね、という話を少しだけ。
年齢を重ねるというのは、ボケない限り物事に対する判断や決断をなす思考力も鍛えられているはず・・・なんだけど、どういうわけか周囲を見回しても年齢を重ねるに従って頑固というか、頑迷になる傾向がみられるのですね。
これは蓄えた経験や知識が、判断力や決断力や熟慮の手助けをせずに、その人の中で埋もれてしまっていると言ってもいいんじゃないだろうか。🤔
問題解決にあたっても柔軟な発想で、過去の事例や自分の知見を元にしてどうあるべきかを思考し、判断したり決断を下すということが苦手な人が多すぎると思うのですよね。(^_^)b
これは自治会などの運営に携わっているとよくわかるんですが、過去の職歴や肩書きが立派そうな人に限って、潰しが利かないというか、応用や即座の対処に求められる即断即決の処置が苦手な人が多かったんですよ。🤔
これはもちろん、個人的な感想であり全国おしなべて同じ傾向と言い切るには無理があるかも知れないけど、多かれ少なかれ似たような状況であるのはなんとなく推測できるんですね。
というのも、こういった豊富な知見がどこに行っちゃったのよ、なんてツッコみたくなる中高年が増えるのも、日本の組織社会における弊害がその大きな要因になっていると思われるから、ですね。(^_^)b
わかりやすく言うと大きな組織構造の中では、下から上がってきた案件を決済し順送りに上の決裁権限者に承認を求めて、最終決裁権限者が承認したら案件は決済完了する、という仕組みが多くの組織で採用されていました。
この官僚組織を模範とするようなヒエラルキーの決済システムが、責任の所在を曖昧にして、尚かつ上位決裁権限者に昇格するごとに、事案への決済可否の判断力や決断力を鈍らせていると考えているんですね。🤔
その原因となっているのは、起案者や下位決裁者がじゅうぶん練り上げた上で決済した案件が上がってくるという安心感だと思います。
彼らが吟味して決済したんだから、まず間違いはなかろう・・・それに目論見通り行かなかったとしても、最終責任をとるのは自分じゃないもんな・・・っていう責任逃れの認識からくるものです。
そういう組織風土が長年の間に浸透し、大問題になったときには結局のところ責任の押し付け合いで、非を自ら申し出て潔く責任を取るような御仁はどこを見渡しても現われない・・・なんてことになるわけですよ。😅
まぁそういう組織風土の中でいくら経験を積んでも、異常の時や緊急事態に即断即決で物事を進められるような人材が、育つはずもないのですけどね。
だから経験豊富な中高年に求めたい、応用や即座の対処に即断即決で対応できる、ということが苦手な人や対応できない人だらけで、これは全国的に似たような状況じゃないかと推測しているんですよ。(^_^)b
自分たちで設けたはずのルールや、先人から受け継いだ組織運営の在り方やルールを、時機に合わせて変更したり改善していくことに、抵抗を示すようにはなりたくないですもんね。😓
ここまで書いてきたようなことは、何も高齢者に限ったことじゃないのですが50代になったら・・・いや、40代後半からなるだけ意識して自分の頭を柔軟に働かせるように努力したほうがいいですよ。🤗
今日は、自戒の意味を込めて、先入観にとらわれたり、既定の枠内に収まることにこだわることへの危機感を、記事にしてみました。
社会人としての経験が豊富で多くのことを見聞きしてきた高齢者こそ、若い人に負けない柔軟な発想を駆使して地域社会のお役に立たなければ、せっかくの豊富な経験が活かされず無駄になると思うんですよね。(^_^)b
若い人も、昔は若かったという人も、一緒に柔軟な思考で物事を判断する癖を付けませんか?
ってことで、今回は
「ボケる前にやるべきことは柔軟な思考で問題に対処し即断即決ができる頭になること!」という高齢者よ柔軟になれ、という話でした。^^
※見出し画像のイラストは、ねこねこむさんからお借りしました。
では!
ボケぬよう フル回転で のほほんと
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