若いときの苦労は買ってでもしろ!そう言うよね?でもそれって違うから。
よく年配の人たちが若い人に向かって言う言葉だけど「若いときの苦労は買ってでもしろ!」ってあるじゃないですか?
これって違うと思うんですよ。
若いときに限らず、苦労なんてしないに越したこと無いんだからさ。
苦労なしで生きてこられたら、それ以上の幸せがあるもんかい。
ほっといても苦労なんてやつは、すり寄ってくるもんなんだよ。
だから買ってまでするもんじゃないよ、苦労は。
若いときに苦労すれば人間が練れるとでも言いたいのかな?
若いときに苦労しないと人間失格なのかいね?
違うと思うよ。
苦労という漢字の意味は
「精神的、肉体的に力を尽くし励むこと、苦しい思いをすること」と辞書にも載っている。
どSの人ならともかくも、苦しい思いをお金を払ってでも体験するなんてバカげている。・・・って、言葉の綾なんだけどね。
まぁ苦労しないほうが素直ですくすく成長するとは限らんのだけど、多少の抵抗や障害を乗り越えたほうが強くたくましく育つ、っていうのは一理あるね。
だからといって進んで飛び込む必要はないよ。
最適解は苦労を苦労と思わないようなメンタルで、強く生きることなのだ。
それさえできればどんな苦労の場数も役に立つというもの。
向き合うメンタルさえ整えることができれば、他人が苦労と思うほどの難儀は成長の糧にもなるし、場数を踏むことで対処の仕方も磨かれるというものだ。
苦労すればいいってもんじゃないのだ。苦労するにも苦労の仕方ってもんがあるんじゃないの。ねぇ、そう思わない?
変な苦労を背負い込んじゃって、ゆがんだ性格になっちゃったり世間を色眼鏡で見るようになったりって、よく聞く話だよね。
どうせ避けられない苦労だったら、いやいや背負い込むんじゃなくってもっとポジティブに受け止めるほうが、周囲の人たちも好感を持って応援してくれると思う。
崖っぷちに強いとか、修羅場を踏んできたとか、土壇場や瀬戸際にやたらと張り切れるというのは、場数を踏んで経験値が高いから対処法が見えているということなんだよね。
どんな小さな苦労でも、人によっては向き合いたくないほど厄介なことかもしれないし、他人からしたらとんでもない苦労でも、本人にとっては既に経験済みのどうにかできること、かもしれないから、ね?
だから若いときには苦労を買って出るもんじゃないよ。
苦労はお金をもらって引き受けるモノなんだから。
大きな苦労を引き受けられるように、若いときはメンタルを鍛えておけ!
そういうことだと思うね。
うかつにもメンタルが弱いくせに、手に負えないほどの苦労を背負い込んじゃうと、人生まで投げ出しかねないから気をつけることだね。
長い人生では必ず避けて通れない難儀が立ち塞がると覚悟しておいたほうがよいのだけど、若いときに覚悟することを覚えるのはおすすめだよ。
覚悟があれば、大抵のことはしのいでいけるし、なんとか生きてもいける。
だから若いときにお金を払ってでもしなきゃいけないことは、覚悟する力を身につけることだ。要するにメンタルってことよね。
若いときの苦労は買ってまでするもんじゃない!
若いときはいつでも大きな苦労を背負い込んでも大丈夫なように、メンタルを鍛えておけ!
そういうことだね。
ついでに言うと、ガチガチバッキバキのメンタルは脆いよ。気をつけてね?
できれば低反発マットのように、柔らかく包み込んで衝撃を消してしまうような皮膜に覆われて、核は剛性といった構造のメンタルがふさわしいね。
まぁ名付けるとしたら・・・そう、のほほんメンタルだ!
貧しくても楽しく生きようよって話は、この記事でも書いてるよ。
要するに気持ちの持ち方ひとつで、状況はぐるんと変えられるってことだね。だからメンタルを鍛えて整えることが一番大事だというわけ。
ってことで 今回のテーマは
「若いときの苦労は買ってでもしろ!そう言うよね?でもそれって違うから。」というメンタルの話。
では!
今日も 明日も 生き抜くぞ! のほほんと。