我が家は浄土真宗なのにクリスマスを祝う無節操さが日本らしくて良いのかもね
私んちは、ご先祖からの浄土真宗なんだけど、この浄土真宗という宗派の大らかさというか現実的というか、宗教臭くない教義の一端を好ましいと受け止めているんですよ。(^^ゞ
というのも、浄土真宗のお坊さんたちを見てみると、結婚はするし髪も剃髪じゃなく伸ばしている人もいるし、お供えなんかの飲料や食べ物も、亡くなった人たちは食事なんてしないのだから無意味である、なんて言うのです。
この浄土真宗というのは、皆さんもきっと知っていると思うけど、あの親鸞聖人が開いた仏教の宗派なんですよね。
親鸞聖人は当初天台宗で20年ほど厳しい修行をしていたんですが、何か違うぞこれ、って言ったかどうかは知らんけど、専修念仏の教えを説いていた浄土宗の開祖である法然に出会って、入門しているのです。
その後も師の法然の元で修行したのちに、法然の教えを継承しながらさらにその教えを高めていき、自分で改宗するつもりは無かったらしいけど親鸞聖人の没後に、後継者の弟子たちによって浄土真宗という宗派が確立したと。
まぁ、そんなことを私は、五木寛之氏の「親鸞」4部作で知ったと、そんなわけでございますが、興味のある方はぜひ、ご一読なさるといいですよ。
・・・・・・っとっと、そんなことをお伝えしたかったわけじゃなく、我が家の宗派はこの俗っぽいというか、親しみやすいというか、現代の日本にふさわしい言うなれば「ご先祖教」ともいえる馴染みのある宗教だと思うのです。
その浄土真宗の我が家もクリスマスにはお祝い気分で、キリスト教のイベントに乗っかるという無節操さ、この無節操なごちゃ混ぜごった煮状態の民族文化が、多様性をもった日本らしい習俗や精神性で、いいのじゃないかと。
ま、あんまり、こだわりなさんなってことですよね。🤣
今夜の我が家のレシピは、昨夜の残しもののピザ、マルゲリータに、酒の肴の取り合わせに、メインはスキヤキで乾杯です。
我が家の食卓も良く言えばバラエティに富み、あしざまに言うなら無節操な食卓でございます。
ドリンクだって発泡酒(ビールじゃないとこがミソ)に始まり、赤ワインに芋焼酎のお湯割りのあと最後は水割りでキメる・・・う~む、なんだかなぁ・・・
まぁね、せっかくのクリスマスの夜なので、重松清サンの著作じゃないけどきよしこの夜を、家族で、あるいはお一人で楽しくお過ごしくださいね。
ってことで、今回は
「我が家は浄土真宗なのにクリスマスを祝う無節操さが日本らしくて良いのもね」というクリスマスの浮かれ気分に無節操さを反省してみた話。(^^ゞ
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
無節操 ふところ深く のほほんと
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