断捨離がみらくる☆を起こしてくれた話
実はわたし、先月一万円を失くしていた。
わたしは主婦なのだが、定期パートの仕事のほかに、登録制バイトみたいなこともしていて、スポットで毎回違う場所に派遣みたいな形でいったりする。これまたとても変わっている職場なのだが、やっと少しは慣れてきたか??続けられそうか??てな具合になっていた最近事件は起こった。
二度と行かないような派遣先で、制服に万札を一枚ぺらでいれっぱなしにしてきてしまったのである。
この派遣労働では少し仲間もでき始めていて、皆同じような悩みをかかえていて愚痴を言い合うみたいな場面もでき始めた。その中にあきらかにADHDかな?と思われる人が居て、内心同じものを感じつつ「自分も気をつけなきゃだけど、この人ほどではないかも。」とか思っていた。本当に恥ずかしいが思ってしまっていた。
ところがである。
たぶん1年に1回あるかないかレベルのレアケースが起こって、個人的なわたしのさいふが登場するに至ってしまった。もう嫌な予感しかしない。で、その中の一万円をユニフォームに入れて、忘れてきてしまった。。。
世の中には「しそうな事をやっぱりやらかすADHD」と「ありえない事をありえないタイミングでしでかすADHD」が居るんだと思う。まだましだと思っていたわたしは後者なのかも知れない・・・ひどい有様だ。絶望だ。
と思ってめちゃくちゃ凹んでいた。
そりゃ。凹む。だって労働2日分なのだ。2日タダ労働した挙句に、自分のお金を失くしたのだから2倍損だ。
それから色々あって家の断捨離を決行。
片付けているうちに色々見えてきた。
吸引力が足りないと思って、使っていなかった掃除機を、ジモティーで出そうと思ってキレイにしてみて通電するか確認してみた。
動く。
そこで、吸引力が足りないと思っていたがヘッドを浮かせないようにすれば真空状態が維持して掃除に問題なさそうなことが判明。以降一軍となった。
風呂掃除で何年もはりっぱなしの説明シールを剥がしてみたら、バスタブの側面側がぼこっと外れてしまった。中がすっげ〜カビだったので、これを機会にとキレイに掃除した。
いつか使うかも、という家電とかはフリマサイトでうっぱらった。結構いい額になった。
何年も放置してしまった、わたしがハタチのときに父がプレゼントしてくれたアナログ一眼レフが、査定0円で有ることが判明。もう修理も不可能だそうだ。父の愛はもっと早期に疑うべきであった。できれば貰ってすぐに(笑)
わたし、節約家であるのに家電には弱い。機能とかスペックとか使わないくせに気になる。ここで新しい掃除機とか、デジタル一眼レフとか買っちゃいそーーーになるのを今回は堪えて堪えて堪えた・・・・・あぁ、これであの一万円浮いたじゃないか、と思っていた矢先。
着物を整理し、その中のお着物用バッグなる、ごちゃごちゃとある複数のものをこれも売っぱらおうと思って中を確認してみた。
すると中の小さいポケットに折り畳まれたお札が入っているではないか。
広げるべくもなく、このお札は一万円札だと分かった。全部は見えないが、何故かもう、感じでわかる。
さてここで。
騒ぐか、騒がないかで賢いか賢くないかが分かる。勿論わたしは大騒ぎである。いやいや・・・そもそも・・・きっとこのバッグの一万円も数十年前のADHDな自分が忘れていったものに違いないのだが😨・・・
そんなことどうでも良く、嬉しくなるわたし。
あぁぁあの一万円が帰ってきたぁぁぁ
いいですよ、歌って。ホラ。
(広げたらホントに一万円だったので、家族の前で再度大騒ぎ)