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老若男女に愛される鶏白湯煮干しラーメン【麺や いま村 @巣鴨】

僕がこの日巣鴨にやってきたのは、「麺や いま村」の鶏煮干しラーメンを食べるためだ。

そのお店は巣鴨駅を出てすぐの場所にある。歩いて1分もかからない。駅を出てGoogleマップを眺める。お店を指すピンには「通常に比べて混んでいます」の文字。もしや並んでいるのか?そう思いながらお店に着いたのは、12時半ごろだった。いざお店に到着すると店前に並びはできていない。Googleの情報は嘘だったのでは?と思い入店すると店内は満席だった。少しの間外で待つことになる。一瞬見た店内はカウンター席がコの字にズラリと並んでおり、ちょっとした和食屋さんのような上品でオシャレな雰囲気だった。

お店の外観。写真に若干指が入ってしまった。

店前でメニューを眺めながら待つ。なんと言ってもここのウリは煮干しだ。その鶏白湯ラーメンも醤油と塩の2種類があるようで、どちらにしようかとても迷う。醤油はトッピングなしでも1100円。少し高く感じるが最近はどこのラーメン屋さんでもデフォで1000円を超えるというのは当たり前になってきているような気がする。

店前に置かれたメニュー。和食屋さんみたいなカッコよさを感じる。

待ち始めてから15分ぐらい経過した頃、僕は店内に案内された。僕がお店に入る頃には、僕の後ろに5,6人の列ができていた。店内は先ほど見た通りカウンター席のみ。15席ぐらいある。客層は老若男女幅広く、男臭いラーメン屋とはちょっと違った雰囲気をしている。座って待っていたら女性の店員さんが僕の所へやって来て、注文を聞き始めた。僕は塩ラーメンに味玉と炭焼き鶏チャーシューをトッピングして注文した。食券制ではないラーメン屋に来たのは久しぶりかもしれない。

注文してから5分ちょっと経った頃、僕のもとにラーメンが運ばれてきた。白く濁ったスープはまさに鶏白湯らしい見た目をしているが、一体どんな味なのだろう。

「鶏塩煮干しらあめん」。白濁したスープと綺麗に並んだチャーシューのコントラストが美しい。

まずはスープからいただいてみる。サラサラで鶏と煮干しが複雑に絡み合い、鶏でもなく煮干しでもない旨みたっぷりのスープが出来上がっている。洗練されたスープと思わせつつ、庶民的なテイストも残っておりこれは老若男女問わず好きになること間違いなしのスープだと感じた。

サラサラでコクがありとても飲みやすい。鶏白湯と煮干しのコラボは素晴らしい。

続いて麺。中太で食感がモチモチ。スープがサラサラしているがしっかり麺にスープの旨味が乗っている。スープにとても合う麺だ。

麺とスープの相性抜群。というかこのスープ自体どんな麺にも合いそう。

追加トッピングの鶏チャーシューは結構レア。噛むと鼻から心地よい炭の香りが抜けていく。チャーシューのクオリティも高いねぇ。

個人的にチャーシューはマストでトッピングしてもらいたい。

そして忘れちゃならないのが、ラーメンに付いてきた味変アイテム。このお店ではラーメンを頼むとデフォルトでレモン生姜とキノコのオイル煮が付いてくる。お好みのタイミングでラーメンに入れて味変してねということだ。レモン生姜を入れたら味に奥深さが増したよ、キノコのオイル煮を入れたらラーメンにフレンチ感が足されたような気がした。味変アイテムも個性的で面白い。

個性的な味変アイテムも、客を飽きさせないお店の工夫の一つ。

追加トッピングした味玉も美味しい。すべてにおいて抜けがないラーメンだ。これは老若男女に愛されるのが非常によく分かる。麺を食べ終わった後もスープをひたすらに飲み続けてしまった。とても満足。

黄身の色が濃い味玉も是非追加で注文してもらいたい。

ラーメンを食べ終えたのでお会計。店員さんにおあいその旨を伝えればその場で会計してもらえる。ラーメン屋にしては珍しく、PayPayが使えるお店のようだったが現金をちょうどピッタリ持っていたため現金で会計した。


お店を出ると、先ほどまで店前にできていた行列は跡形もなく消えていた。どうやら僕はこの日一番のピーク帯に訪問してしまったらしい。

今回行ったお店

麺やいま村
●住所:東京都豊島区巣鴨1-13-3 福沢ビル 1F
●アクセス:巣鴨駅から徒歩2分
●営業時間:11:00〜22:30
●定休日:不定休
●支払い方法:現金、PayPay
●駐車場:なし

頼んだメニュー

●鶏煮干しらぁめん ¥1000
●味玉 ¥120
●炭焼き鶏チャーシュー ¥250

ほかにもオススメのお店がある人はコメントで教えてくれると嬉しいです!

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