夏映画チャレンジ『青いパパイヤの香り』
さてさて、夏映画チャレンジ、既にインプットが追いつかなくなってまいりましたヤポンスキです。
今回は『青いパパイヤの香り』のご紹介
Mùi đu đủ xanh / Trần Anh Hùng(1951)
何故か観たい映画のメモリストに入っていた映画の一つで、ベトナムのサイゴンを舞台とした、フランス・ベトナム共同制作の映画で色々な賞を受賞、ノミネートした映画とのこと。(なんだかここで既に時代背景的な部分が見えてしまった気が...)
この映画を一通り観て純粋に思ったことは
カメラワークがすごい!!!
これが一番強かったかもしれない。
古い映画はよく観るけれど構図の切り取り方がとても綺麗で絵画のような印象を強く受けた映画。
内容としては、少女"ムイ"が使用人として働き始め、嫁ぐまでの全体的にゆったりとした映画。
あくまで日常であり、その中には勿論辛いことも解せぬ事もあるわけで....
ムイに興味を持ちちょっかいを出す末っ子坊がいたり、ムイが働き出す前にその一家にはムイと同い年の娘が亡くなった過去があったりと、70年前に製作されたにも関わらず、人の根本は変わっていないことを強く認識させられる映画
また、セリフは少ないが常に音があるので不思議と魅入ってしまう感覚があった。音の中でも自然音や楽器の音が多かった印象。
シンプルに音だけ流していても癒し効果がありそう。だけどカメラワークが秀逸なので観てほしい。笑
少女ムイが成長して大人の女になっていく過程がとても綺麗なのでそこも含めおすすめしたい。
少し短めだけれど書きたいことが書けたのでここら辺で...
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