なぜ変態がまちで必要とされ始めたのか
【創刊108年で初めて変態と書いた】
『八尾 変態』と検索できちゃう状況を作ったForbes Japanの編集長の藤吉さんに、ニューヨークで創刊して以来、108年。
『Forbesは初めて【変態】という言葉を使用しました』と言われました笑
なぜ、そんなことになってしまったのかをまじめに振り返り、今、なぜこのまちに変態が必要とされ始めたのかを真剣に考察してみる笑
それもこれも遡ること、約1年前。
経済誌のForbes JAPANさんが実施する小さな巨人、スモールジャイアンツの関西大会での出来事。
2年前に八尾に所在する木村石鹸工業さんが前年度、スモールジャイアンツのローカルヒーロー賞を受賞し、関西大会で、アトツギ界のオカン山野さんとトークセッションしてたときのこと。
2019年の関西大会でも八尾からアーテックさん、アベルさんの2社がファイナリストとしてエントリーされていてその状況がなぜ生まれたのか、質問された木村社長が『八尾には変態がいまして、、、』と。
さらに追い討ちをかけるかのように我々がオカン山野さんも『そうそう、変態行政マンが』と続け、さらにさらにモデレーターの藤吉さんが『今、いるならその場で立ってください!』となぜか200人くらいのイベント会場で立たされることになり、今や『八尾 変態』で一発検索の最強のSEO対策の出来上がりです笑
▼記事 スモール・ジャイアンツのまち、八尾市を支える「変態な行政マン」
https://forbesjapan.com/articles/detail/30074
そもそも変態とは何なのか?
▼変態を辞書でひいてみる。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/変態/
1 形や状態を変えること。また、その形や状態。
2 普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態。
まぁ異常な行政マンとも言い換えれるわけです。じゃ世間一般に言われる普通な状態の行政マンはなんなのか???
お役所シゴト、お堅いなどなど、出るは出るはのネガティブなキーワードが皆さんから出てくると思います。
社会はかんなり昔と変わってきていて、変態つまり変わっていかないといけないのに、変わらない方が変態から言わせてみれば、変なわけですよ。
この何年も、いや何十年も社会は変化してきたのに、人々の価値観やビジネスも時代に合わせて変化してきたのに、変わらない方がおかしい。
だから変わりたい、いやこの組織すら変えたい、役人のイメージも変えたい。まち自体も。。。
なんだか、まちにいい印象がないなら、良くないとこがあるなら、良くしよう。いいものがあるなら伝えよう。
組織でできひんのやったらプライベートでかかわろう。そうやってまちを知り、まちに関わり続けた、まずやってきた結果、今の自分がいます。
皆、誰しも住んでるまちに誇りを持ち、自慢したいわけですよ。そしていいまちで過ごしたいと。
『変態力+妄想力+面白がり力=創造力』変態力とは、世の中のトレンドや変化を捉え、柔軟に対応できる能力
妄想力とは、自分の中でイメージを膨らませ、到達地点いわゆるゴールするときに幸せな状況や成功のイメージを信じきる夢見る能力
面白がり力とは、何事に対しても自分なりのワクワク感を見つけ、知的好奇心を持ってポジティブに自分の状況や仕事自体を楽しむ能力
世の中、いつだって閉塞感が溢れていて何か、変化を生む創造力が求められているような気がします。だから変態すること自体に価値が生まれ、今、少しはまちの役に立ててきたように思います。
変わりたい、変えないと!と思ったが、最後。
小さな変化の積み重ね、小さな夢見る力がひとを動かし、まちが動く。
そう信じて止まない変態がどこのまちにも今、求められているような気がします。
幸い世の中捨てたもんじゃないとはよく言ったもので、こんなにもまちのために頑張ってるんだと思える行政マンはたくさんいます。
ただ一歩、踏み出すことができなかったり、最初のフォロワーである仲間がいなかったりで動くことができない行政マンもいると思います。
まだまだですが、想いだけの半人前をここまで変態に育て上げてくれたのも、このまちであり、このまちの共伴者であるひととの出会いでもあります。
今日もどこかで誰かが変態しようとしている。
あなたもその変態を受け入れ、まちの良き共伴者になりませんか?