私とリング
アクセサリー。特にリングが好きな理由は一つにはまとめられない。母からお下がりでもらったリングが自分好みだったこと、元々ハンドケアに力を入れていたこと、お守りがわりになるものが欲しかったなど、どんな角度からでも語れるかもしれない。
その中の一つが滝沢カレンさんであった。彼女が以前ファッション系の動画で、ディナーデートの際に、「夜ご飯のときは両手を使うから、両手を華やかにしておかないと目の前に座る人に失礼かな、と思って。」と言っていた(意訳)。
思わず2度聞きしてしまうような、カレンさんの不思議な感性を理解してみたい、と思い、私はできるだけ両手にアクセサリーをつけるようになった。
高価なものでなくていい。できれば思い出は付随している方が良いけど、特別な思い出でなくてもいい。1番のお気に入りは、休日に出かけたくなって渋谷のALANDで購入したピンキーリング。1500円以下で買えた気がするお手頃なリング。装飾のないただのシルバーリングといえばそれまでだが、手のひらをぎゅっと握り締めたときにあたる感触が心地よいのだ。
もっとリングのコレクションが増えて、重ね付けの幅が広がったら、齋藤飛鳥ちゃんを参考にしたい。アクセサリーは年齢を問わず楽しめるものだけど、うまく自分に馴染ませるならできるだけ年の近い、憧れの人を見た方がいいと思ったから。
ちなみに先日その大事なリングを、バイト先の制服のポケットにしまったまま忘れて帰ってしまったのです。不覚……。かなりショックではあるが、両手がすっきりした状態でいるのは新鮮だけど、そわそわする。必ず迎えに行くから待っていてくれ、私のお守りさん。。。