最近思い出したこと
現在大学二年の後期。就職するか、院に進学するか、それ以外か、相変わらず迷っている状況だ。就職:院:その他=6:3:1といったところだろうか。
最近は、自分のやりたいことというのは、案外近くにある気がしている。つまり、「ある日突然出会った新しい世界」の中にあるのではなく、「日常に溶け込みすぎて気づかないとこと」にヒントがあると思う。
そのヒントを探すためにnoteでの自己表現や、「好き」を追究すること、そして人と考えを交換することをしている。
最近はイラストを描くことに夢中になっている。色の使い方とか、動きの付け方が以前より上手くなった気がして楽しい。この前、大学の活動でポスター風のイラストを描くことになった。チームに絵が得意な人がいないらしく、「しばらく絵は描いていないんですけど…」と保険をかけながら立候補した。(事実ではある)
その絵は無事完成した。提出したところ、ものすごく褒めてもらえた。これはよく言われる話だが、絵描きは絵を褒められると、想像以上に喜ぶ生き物だ。昔イラストを投稿していたTwitterでも、リツイート先はチェックしてしまうし、そこに褒めツイートがあればこっそりスクショする。(チキンなのでリプやいいねはできなかった)そいういう生き物だ。
案外自分、できることがあったんだな。と思った。昔は私の周りに絵がうまい人が大勢いた。絶対に1番にはなれなかった。だから自分のアピールポイントは「絵」ではないと思っていた。「絵を描くのが好き」とは、仲のいい友達にすら言ったことはほぼなかった。
相変わらず絵の上手い友達の作品は信じられないほど上手い。中には美大に通っている人もいる。勝てる気はしない。昔の自分だったら「勝てる気がしないから絵描きとしてはひっそり生きていこう」と思っていた。
でも今は違う。勝ち負けなんて関係なく、そもそもフィールドが違う。私は私らしい絵を描いて、ネットに投稿して、たまに大学の活動にも貢献する、というのが居心地がいいことに気がついた。
イラストを描く楽しさを久々に感じた。
大学の企画の中には他の人の文章も組み込まれている。早く完成形を見たいな。
私はいまだにやりたいことがわからない。だから好きなことを精一杯やって、小さな気づきを大切にして、自分に対して常に目を開いていたい。