研修あって良かったなって話
題名とは真逆のことをいいますが私は、研修に参加することが嫌でした。
なぜなら、データ分析チームへの配属が決まっていたからです。入社の時から配属チームが決まっているのに何で他のチームのことを知ったり、体験しなければならないんだと思っていました。
フィードフォースでは、2ヶ月間の研修が用意されています。前半1ヶ月間は、サービス説明や社会人基礎、社員さんを知るためのインタビューなどがあります。後半1ヶ月は、ローテ配属でフィードフォース内の各サービスを1週間ずつ順番で業務体験やミーティング見学、商談に参加したりします。他の同期にとっては、配属先を選択する上でとても参考になる研修内容ですが、配属先が決まっていた私は「ローテ研修なんて時間の無駄だ」と思っていました。その頃、私はいち早く一人前のデータ分析者になるためには、早く配属されて業務慣れすることが最も大切であると思っていたからです。
しかし、そのことをメンターさんに相談するとメンターさんからローテ配属の意義を説明していただいたり、スライドで説明していただいたりと、何とか説得されてローテ研修に参加しました。ご迷惑をおかけしたなと思います。
そして研修がもうそろそろ終わりです。
研修に参加して感じたこととしては「研修に参加して本当に良かった」ということです。
ローテ研修を通して各チームの雰囲気やそれぞれの職種の方が具体的に何をやられているのかを感じることができました。我々データ分析チームは、それらの各チームの業務などをデータを元に改善提案したり、指標を考えたりします。もし仮に研修をすっ飛ばして配属されていたら、各職種での繋がりや具体的な働き方が想像しにくく業務のスピード感が格段に落ちていたと思います。
研修では配属後もスムーズに業務に活かすことができそうな知識が多かったです。配属後は研修で得た経験や知識をフル活用してゴリゴリ分析マンになりたいです。
なぜ今回「研修受けたくない」→「研修受けて良かった」になったのか
(研修内容が素晴らしいということは前提にあります。)
私はものすごく視野が狭かったので「研修受けたくない」という思考になってしまったと思います。研修を受けるよりも配属されて業務を理解することが大切だと思ってしまったということです。短期的に考えてみれば、早く配属されることは実務を覚える上で良いことですが、覚えた後実践するときに関わるのは他のサービスのの方々です。サービスの方々を理解せず問題を見つけ出し、解こうなんて無理にも程があります。
今ある問題点だけを解消するために動く(早く配属されたい)のではなく、長期的に生きるであろう選択(研修を取り組む)をするべきだったのです。目先だけのことだけに囚われて行動するというのは今までも何度かしてしまっていました。これは私の短所なので、今回の経験を元に今より少しでも視野を広く持って行動したいと思います。
さて、6月2週目からデータ分析チームに配属されますが
配属後の分析チームでの研修では毎日1時間ほど本を読む時間が用意されています。仕事の作り方という観点から二つの課題図書がかせられました。
「イシューからはじめよ」
「AIをビジネスに実装する方法」
私は、大学の専攻が機械学習だったこともあり、今までなら「AIをビジネスに実装する方法」に飛びついていたでしょう。そっちのが楽しそうだからです(短期的な考え)。しかし、2ヶ月の研修を経験した私は違います。AIを導入するためにはそもそも問題点がどこにあるのかを知る必要があると考え、「イシューからはじめよ」から読み始めることにしました。小さなことかもしれませんが、メンターさんに「いい判断だね。研修前の八百くんならAIの方選んでたね。」と褒めていただきました。
こんな感じですが、少しずつ視野を広げて360°視野持ってるマンになりたいと思います。(ちなみに大学での研究は「全天球画像を物体検出する」でした。)
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