娘と過ごした週末。
先週、娘からボヤキ電話がきました。
「暗いうちに出社して、帰る頃に真っ暗。私はここしばらく太陽に当たっていない。もう鬱々する。昼も夜もわからない。日照時間が短い北欧の人の鬱の発生率が高いはずだわ❗️うきーッ‼️」ストレス満載で叫んでいました。
週明けから寒波が来るという天気予報です。おそらく娘の住む場所では雪が積もるでしょう。鬱々の入り口に立っている娘の気晴らしに話し相手になろうと、週末に会いに行くことにしました。そうそう息子がショートステイに行くので、全てにおいてタイミングがよかったのです。
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駅に降り立つと雪が舞っていました。確かに大阪より気温が低く寒い場所です。思うより娘は元気そうでした。早速、掃除をしようと娘にスェットパンツを貸してと頼みました。ところが朝まとめて洗濯したので、まだ乾き切っていないようで、娘がクローゼットの奥底から引っ張り出してくれました。
それは着古した穴だらけの、伸び切っているのにヒモも無もないパンツでした。履いてみたけど、ズルズルで一瞬で足元に落ちてきます。仕方ないので、ウェスト部分をヘアゴムで縛って履きました。
非常に情けないスタイルでした。
家事に夢中になっていると、ヘアゴムが外れて、パンツがズルズル落ちてきます。面倒くさくなったので、大きめの洗濯バサミで留めてみると上手く行きました。
誰にも見せられないスタイルです。
もっとも誰に見せる必要もありませんが。
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そういえば、娘がまだ小さい頃、急に実家に泊まることになり、着替えのパンツがないことを母に話しました。
母は、「私のサラ(新品)のパンツを使ってちょうだい」とLLサイズの新しいパンツを出してくれました。しかしどう見ても当時4歳のむすには大き過ぎます。それでも母は「一晩ぐらいどってことない。洗濯バサミを使えば落ちてこないよ」と娘にパンツを履かせていました。
この姿は、明らかに娘の黒歴史です。今再び母と同じ発想をしている自分のDNAがいささか呪わしく思いました。
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ある程度の掃除、洗濯は済ませるようにと予告をしていたので、娘の部屋はまずまず整っていました。それでも私はクイックルワイパーで常に床を磨きながら、娘と話をしていました。ゴミをまとめて、食材の整理と賞味期限を確認しました。あくまで私の尺度ですが、雪の中を仕事から帰ってきた時に、ホッと落ち着ける部屋に整頓しておきました。
夜は居酒屋で娘と一杯やり、曽祖父の今後の方針を話し合いました。帰り道にドラックストアに立ち寄りました。私の大好きなクランキーチョコが特売でした。かねてより食べて見たかったチョコまみれとカヌレットをどとらか迷いましたが、カヌレットを選びました。うれしいことに娘が買ってくれました。
カヌレットはラムの風味が効いていましたが、一般的なカヌレットの中身の再現は価格帯からしたら、なかなかのレベルでした。しかしカヌレットの外側の食感がないので、残念感50%でした。やはりチョコまみれもねだってみるべきでした。
掃除と家事の報酬としては、満足のいくものでした。
こうして週末を過ごし、娘も私もよい気分転換になりました。帰りに息子へ551の豚まんと肉団子を買って帰りました。
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