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後ろに人がいるという安心感

 10年以上前に、人生最大のピンチを経験しました。その時にたくさんの友人・知人に助けてもらいました。

 その時に、「自分の目で見て、耳で聞いて、頭で考えて、行動する」大切さを学びました。遅まきながら英語の勉強を学び直しているのもその一環です。

 昨日、ある書類を受けとり、また厄介ごとが舞い込みました。以前の私なら、すぐにSOSのサインを出しまくり、助けを求めたと思います。

 しかし今回は一呼吸をおき、インターネットで情報確認を行いました。ひとしきり現状を把握し、大筋の対応策を考えた上で、確認のために数年ぶりに、ある場所に電話を入れました。

 担当のSさんは出会った頃と変わらない、誠実な対応をしてくれます。今回も的確なアドバイスと対応策をしていただきました。相変わらず頼りない私なので、

「頑張ってみます。でも助けをお願いするかもしれません。どうぞ私のお守りとして、そこにいてください。」と言いました。

 自分で頑張るけど、私の後ろで外野を護ってくださいという気持ちです。

「でも自分でできると思いますよ!頑張ってくださいね!!」

 幾度となく、Sさんのその言葉に助けられてここまできました。信頼する人からの励ましは、大いなる力を生み出します。

 そしてあまりにあっさりと、問題がクリアできました。悩んでいた時間が馬鹿馬鹿しくなるぐらい、問題は30分で、しかも自力で解決できたのでした。

 最近ますます勉強する課題の必要性を感じました。英語も数学も、かつて私が怠けて勉強を捨ててきたことへの必要性を強く感じています。もう1度やり直してみたいと、また強く思いました。かつての私は、

「数学なんて社会に出たら何お役にも立たない」と思っていましたし、数字には物語がないと思っていました。しかし社会の状況を知るための統計学や経済学には数学が必要不可欠なのです。

「アルファベットは、漢字と違って単なる記号だ」と屁理屈を言いバカにしていました。でもその英語が読めたら、コロナウィルスに対する最先端の論文も読むことができます。情報元を直接読むことができたら、どんなに素晴らしいでしょうか。

 そうすれば、社会を見る目も変わってくると思いました。少しずつですが、必要なことから勉強をやり直そうと思います。

 私の背後には「頑張ってね!」と見守ってくれる人たちがたくさんいるのです。だから歳だからと諦めずに、何度でもやり直そうと思いました。


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