ひとりごと

　起業したり、法人を設立したりしている知り合いを見ると、どの人もキラキラしてて、素敵だなぁと素直に思います。かつては、私も起業を考えたことがあり、いろいろチャレンジしましたが、結局どれもしっくり来ませんでした。なんとなく自分からやってみようと手を伸ばすと、良い方向には行かないようでした。だからどこからか流れてくるチャンスを待つ方針に変えました。

　そんなある日「大学院に行ってみたらどうですか？」と社会人大学院の存在を教えてくれる人が現れました。大学院はどんなところか分からないので、知り合いに聞いてみたら、そのまま「教えてあげよう。」と指導をして頂くことになり、合格したのです。つまり私は、たまたまと偶然で大学院に迷い込んだようなものでした。

　その大学院では、キャリアップや研究テーマに取り組んでいる人たちに出会いました。やってみたいなぁ面白そうだなぁというテーマも見つかりました。どちらかと言うと群れることが苦手な私が、気が付くとその仲間の中に居ました。

　その先のことなど、どうなるか分かりませんが、今はそのテーマについて勉強しています。アンテナを立てて、関連する事柄やワードをキャッチします。自粛の時間を未来への土台作りに充てているのです。

　人の一生は、既に決まっているのではないのかと思うような出来事がたくさんありました。もしそうであるなら、いくらあがいてみたところで、努力ではどうしようもないものもあります。

　だからこそ自分の思い込みや拘りに「執着」することなく、目の前のことを「柔軟」に捉えてみようと思うのです。でないとチャンスに気がつかず、逃してしまいます。とりあえずやってみて、ダメなら「まあいいかー」と止めてもいいし修正してもう１度トライしてもいいのです。自分を型にはめることなく、ゆるく楽しく生きていけばいいのです。

　それでも私はよく失敗するので、何度も何度も言い聞かせて、行動して、脳みそに覚えさせるようにしています。