病日録ー息子の発熱経過録その4ー最終回
息子くんはご機嫌
息子の状態は、すっかり平熱に落ち着き、ゆっくりですがおやつも口にするようになっていました。ちょっとムカつくほどご機嫌です。
何度もポストを覗きに行き、18時にポストをみたら、やっとコロナ検査キットが届いていました。
検体採取
知的障害があり理解力のない息子です。しかも超がつくほどのビビり虫です。私は外科外来で働いてきたので、縫合処置のときの子どもの抑制が特技でした。
ですので息子が小さい頃は、私が関節を押さえ込み、看護師さんに処置をしてもらっていました。さすがに180センチを超える大男になった今は、もう通用しません。関節技が使えないので、「速攻」で採取するしかありません。
寝転がっている息子に、両腕をクロスして自分の肩を持つようにいいました。「ミイラのポーズだね、ちょーっと我慢してね」と言葉が終わる前に、鼻の穴に綿棒を突っ込みました。
案の定、全力で振り払ってきます。「あら可哀想、すぐに取るよー」とすぐさま、反対の鼻の穴にぐりぐりしてうやりました。危うくパンチが飛んできそうになったので、深追いせず採取したということにしました。
哀しみの「陽性反応」
息子は解熱した時点での「陽性」反応、そして私は濃厚接触者・・・
ちなみに私は「陰性」でした。
陽性者登録センター
何を審査されているのか、3時間以上経過しても審査完了はしていないらしいです。とりあえず事業所とガイドヘルパー事業所に報告しときました。
自粛日和
私は今週末の図書館の本の返却期限まで予定は一切ありません。たまたま先週友だちとの約束が延期になったところでした。自粛にはもってこいの寒い時期です。
想定内の判定とはいえ、よろよろと倒れそうになりました。いやいや気の弱りが、病を呼びます。気を確かに持たねば!と元気はつらつオロナミンCで葛根湯を飲みました。もはや私は葛根湯ジャンキーです。
ちょっとボヤくけど
今回、息子の経過を見る上で、家庭内での隔離はほぼ不可能です。私は喘息の疾患があるので、重症化リスクの対象になります。だけど息子と2人暮らしなので、私に症状が出たらホントお手上げになります。
お手上げといえば
前にめまいで倒れた時も、悶絶する私を見てヘラヘラ笑ってたよな息子!
あん時は自力で救急車呼んで、搬送されたんだよ。
そもそも薄着でウロつくから風邪ひいたんだろ、 バカ息子!!せめて寒波の日には厚着しろーーー
ちょっと気はすみました。誰にも言えないので、
スッキリしました。
とにかく息子が落ち着いた今でよかったです。
発熱記録は解熱したので、これにて最終回です。
あとはガイドラインに沿って立ち向かいます。
ではみなさまお身体ご自愛くださいませ。