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いまだ基礎がぐらぐらしている私の英語学習

しつこく英語の学習に取り組んでいます。
ただいまラダーシリーズのアガサクリスティ「ナイル殺人事件」に
取り組んでいます。

お勉強のスタイル
基本的にテキストを
どんどん訳していく学習方法です。

その時のスタイルは
昔懐かし赤青鉛筆とシャーペン、消しゴム、物差し代わりのシオリを準備し、
iPadを開き、Googleの翻訳アプリとweblioで単語を調べて、
書き込んでいくのです。

記憶力がないので、何度も同じ単語を調べては「ああ見たことあるわ・・・」
とため息をつきます。それでも知りたいので、何度も繰り返しています。

実は私は悪筆で、
書き込んだ文字が読めないことが多々あります。
自分の書いた字を読み返すときに、頭をひねるのですが、
この作業を象形文字の解読作業と呼んでおります。

苦手な項目
中学レベルの基礎ができていない私は、
毎回、先生から指摘される苦手な項目があります。
特に気をつけている項目は

it that 関係代名詞をシャーペンで四角に囲みます。
とりあえず要注意です。

時制が苦手なので完了形は赤鉛筆でアンダーラインを引いて
教科書(高校の文法)で確認します。

完了形?過去完了形??
この歳になったら、もう全部過去形なんですが・・・
ぶつぶつ文句を言いながら印をつけていきます。

熟語は青鉛筆でアンダーラインを引き調べます。
単語は枠外に書き込みます。

テキスト
英文に慣れていくという指導方針なので、
ひたすらテキストの物語に取り組んでいます。

あまり細かい字で小さなサイズのテキストは、老眼にはつらいので、活字は大きめが嬉しいです。願わくば、挿絵があると、心が癒されるし、文字の分量が少なく感じるのですが・・・

テキストの紙の質も作業の違いが出て来ます。
「ナイル殺人事件」のラダーシリーズは紙の質が良いので、直接書き込みます。
ペンギンリーダーズシリーズは、むかしの藁半紙に近い質感なので、消しゴムを使うと紙面が痛みます。「動物農場」は直接書き込みましたが、「1984」は調べる単語が大量にあったので、紙面をコピーして書き込んでいました。

物語を選ぶ
最初のテキストは児童文学の「エルマーのぼうけん」でした。
むかし購入したものでしたが、読めずに長く放置していました。
何度も読んだ本なので、翻訳するときに、ずいぶん助かりました。
なにより挿絵だらけで、英文が少なく感じることができました。

「動物農場」は知らない物語だったので、
その先を知りたい一心で読み進めました。

「1984」はかなり込み入った内容で苦戦しました。
後から翻訳本を読んだら、「なるほどこのような話だったのか!?」と
理解できていないことが衝撃的でした。

「ナイル殺人事件」は昔映画を見ましたが
すっかり忘れている内容でしたし、先生も初見だったようで
犯人は誰だと推理しながら、読み進めていくことができました。

テキストは原書を易しくコンパクトにまとめているので、
背景などを省略しているので、ストーリーが理解しずらいことがありました。

とくにクリスティは登場人物が多いことと、
会話分が多くて、誰のセリフか分からないときがあります。
ネットで人物相関図を探し参考にして、読みました。

先生も人間なんだぜ
極々まれに先生も訳しにくい箇所に遭遇することがあります。
「賢い人でも分からなくて、つまることがあるんだな、イッヒッヒ」と
先生が考え込んでいるのを見ると、私はものすごく嬉しい気分になります。

かなり考えた後に、「これはミスプリントだな。」と先生が言うと
もう嬉しくて小躍りしたくなります。
「先生の敗北だ!たまには出来ない人間の苦しみを経験するのもいいぞー」と
心の中で調子に乗っています。(怖いから絶対に内緒です。)

そうかこの手があるかと
ある日、翻訳に詰まり「これはミスプリントです。」と言ってみました。
すると「そんなことはありません」とピシャリと瞬殺されました。

ミスプリントは
アホが言える言い訳でないとを悟りました。

次のテキスト
「ナイル殺人事件」も
いよいよ終盤に近づいています。

先生から先に犯人を特定したと連絡が来ました。
悔しいから、昨日から鬼のようにテキストを読み進めています。

ふと単語を調べる合間に
次のテキストは
知っている物語の方が、訳し易いけど
知らない物語は、読み進める楽しみがある。
どちらがいいかな、どんな本がいいかな・・・
そんなことを考えていたりします。

勉強に手応えはありませんが、
まだまだ懲りていません。

犯人特定まで
もうあと一踏ん張りです。




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