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息子くんとヘルプマーク

京都で、私が息子の素行に対応しているのを見た娘に言われました。

「この子、見た目が普通だけど、知らない人から、誤解されたり嫌な気分になるよ。ヘルプマークを付けた方がいいよ。」

ヘルプマークのことは知っているけど、息子は身体的に問題ないし、内部疾患もないから、対象外だと思っていました。

確かに、180センチもある若者(しかもマスクの下は、ひげ面)が、
急に座り込んだり、本が欲しいと癇癪を起こしたり、不意に変な行動をするので、時々周りの人も驚かせることがあります。

だから「知的障害者です」とか札をぶら下げて歩きたいとか、
家族だけど、事業所のネームプレートをぶら下げて、
ヘルパーのフリをしたいと思ったこともよくありました。

というわけで、
ヘルプマークを配布しているという市役所に行ってきました。

窓口で伝えると、すぐに手渡してくれました。
療育手帳も障害手帳も提示なしです。

なんだかな。
こんなにも簡単にもらえたのだ。

願わくば、
ヘルプマークを付けてなくても
発達障害とか病名がつなかくても
「ふーん そうかもねー」
「もしかして、そうなのかな…」と
誰もが、思いやれる社会であるのが理想なのですが。

そうも言ってはおれないので、
ヘルプマークを導入してみます。

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