逃げる大人。
論文修正の締め切りが迫ってきました。流石にそろそろヤバいかなぁと、教授に原稿を提出しました。すると2時間後、電話がきました。早口でたくさんあれこれ言われたのですが、まともにメモできたのが3つぐらいでした。それから、追加で、2本の指導のメールが届きました。
もう私の脳みそは容量オーバーで、次々と指導がこぼれ落ちて行きました。
子どもが親や先生にガミガミたくさん言われ過ぎると、右から左へスルスルと言葉が流れていくって、こういうことなのだろうと思いました。
私はこれまで、何度やっても怒られるし、自分で書いたものを、容赦無く書き換えられるので、
「どうせまた書き換えるんだろうな」と思うと、もう何も書くことができなくなります。在学中も、時々このような現象の陥っていましたが、いよいよ最大級のやる気の出ない状態に陥りました。
それでも何とか注文通りの図を1つ作り換えました。先月は全ての図表を書き換えました。文章も言われた部分は書き換えましたが、電話で、
「あなたの文章は学術的でないのよ!」とダメ出しされたので、ほとほと文章が書けなくなりました。
下手に提出すると、すぐに電話がかかって来るので、夜中や早朝に提出するのです。なんて小心者の私でしょうか。
大人でも、追い詰められると、身体が動かなくなるのです。子どもはもっと辛いだろうと思います。つらければ、宿題なんてしなくてもいいよ。学校なんか行かなくてもいいよ。とオバちゃんは思います。
大人も逃げ出したくなることもあるのです。だから、連ドラを7本も見ちゃいました。いつもより念入りに料理をしてみました。
そもそも原稿を落としても、生命は取られません。そのうち提出できたらいいなぁ。
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