ものすごく頑張っているお母さんたちに刺激を受けています。
頑張っているお母さんたち
最近、知り合った人たちは、みなさん障害を持つ子どものお母さんたちです。
何年も無給でフリースクールを立ち上げたり、障害を持つ子どもの親の相談に乗ったり、子どもに合わせて転職をしながらも仕事を続けておられる方もいます。
それぞれの子どもの障害の度合いも、家庭環境も性格も違いますが、ただただ尊敬するばかりです。家に引きこもっている私など、みなさんの前に出て行くのが、おこがましいぐらいです。
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社会の役に立ちたい
私はもう何年も前に、社会貢献や起業をしたいと思う時期がありました。今から思えば、どうにかして社会と繋がっていたいという、私のこだわりだったような気がします。
夫が亡くなり、2年間は、自分がそれまで我慢したり先送りしてきた、大学編入や看護教員、ビジネスの勉強をしていました。
そのあとも社会貢献事業に携わりたいと出歩いていました。社会勉強として、研究会に出向いたり、炊き出しに参加したり、ビジネスの修行だと名刺交換会に出て行ったり。取り憑かれたように出歩いていました。
ある日ふと、浮かんだのです。
「見知らぬ人のために頑張ろうとしていたけど、ウチの子どもはどうなるんだろう・・・」
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リセット
ちょうど息子は支援学校の高等部に入学する年でした。娘もそろそろ大学受験を考え始める学年でした。見知らぬ誰かのために頑張る前に、まずは目の前の子どもたちのために頑張らねばならないと、やっと気がついたのでした。
そしてそれまで属していた活動や団体のすべてを退会しました。
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子どもたちとの時間
息子の卒業後の進路について、真剣に勉強しなければなりません。私は、学校の勉強会、事業所の見学会に熱心に通いました。
娘の大学進学に向けて、いろいろと話し合うべき時期でした。私は子どもたちと一緒にオープンキャンパスや大学祭に足を運びました。どれも楽しい経験でした。
オープンキャンパスの進学相談のブースで、こっそり「親の私が大学院に行くことはできないか」と相談したりしました。軽い気持ちだったのですが、迷惑な行為だっと思います。当時は、その後自分が大学院へ進むことになるなど夢にも思っていませんでした。
自分の子どもためだけに、思いっきり頑張った期間でした。それからのち娘の進学した大学は、通学に2時間以上かかるため、引き続きサポートが必要でした。
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遠回りしたあと
娘の就職、引っ越しがコロナ禍でしたので、そのまま家に篭る生活をすることになりました。最近やっと念願だった社会貢献にちょっぴり関わることが出来はじめました。私のような者に機会を与えて頂いたので、感謝しかありません。本当にありがたいことです。
かなりの遠回りでしたが、息子を通じて障害者の進路や制度や申請について経験をしてきました。さらに大学で地域社会と社会福祉などを研究したので、いろいろ経験値を得れました。
やっとその時がきたと張り切っています。ところが昔に比べて体力が落ちているし、アクティブには動けなくなっていました。でも今の私なりに、やれることが増えたらいいなと思っています。
障害を持つ子どももお母さんたちの頑張りに刺激を受けて、もう1度がんばってみようと思います。いつか誰かの役に立つことができればいいなぁ🍀
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