1998年、先生からのハガキ
実家へ行くと、テーブルの上にケムンパスの絵が書いてあるハガキが置いてありました。手に取ると1998年に送られた亡き恩師からの残暑見舞いのハガキでした。
消印を見ると1998年8月25日。ちょうど娘が産まれて間もない時期で、慣れない育児と仕事で、キリキリしていた頃です。余裕のない時期だったから余計にこのハガキの存在は記憶にありませんでした。
よりによって今日、このハガキを目にするなんて。なにかのメッセージとしか思えません。
先生のメッセージを再び受け取ったのは、奇しくも論文に再挑戦しようと、その1歩を踏み出した今日なんですよ。偶然とは思えません。
先生は、ずっと私を見守ってくれているのですね。
今年、曽祖父の調査をきっかけに、かつて先生と名コンビだったA先生と再会を果たしました。そこから先生の後輩にあたられるB先生と出会うことになりました。
全部が「ご縁」で繋がっているようでなりません。
そうなると、おそらくもう1つの糸が繋がるはずです。
先生はそのために私を前に進むように、おしりを叩いているのでしょう。
少し時間がかかりそうですが、きっと先生の願いが叶うと思います。
その時まで、しばしお待ちくださいませ。
わたし猛烈に頑張りますから。