白黒つけない
子育てや保育の研修会で、僕は、どちらかと言えば
「子ども主体が大切」とか
「他者評価教育の弊害」とか
「教える事は気づきを奪う可能性もある」とか
従来の教育とは逆のことを話させてもらうことが多いです。
(最近はそうした考えもだんだん主流になってきましたが)
そうすると、話を真剣に聞いてくれた後に、
「自分のやり方は間違っていたかもしれません」
とか
「当時の自分に後悔します」
といった感想をもらうこともあります。
そういう時は、
「そんな風に自分を省みられる人ならば、ちゃんと当時のこどもたちにも寄り添っていますよ。」
「自分のこれまでと講座の内容を比べて、どっちが正しいかを決めるものではないですよ。」
とお話しするようにしています。
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こどもの育ちと環境と
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こども環境デザイン研究所代表。絵本作家。(『たんけんハンドル』発売中) 子育て、保育、教育を軸に、毎週1本ずつコラムと日記をお届けします…
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