コロナとの闘い方。正しく恐れる。(集団免疫)
※諸注意
今回は新型コロナウイルスについて書きます。僕はただのいち大学生で専門家でもありません。もしかすると情報に間違いがあるかもしれませんのでご注意ください。また不備がありましたら教えていただけると幸いです。
女優でタレントの岡江久美子さんが昨夜、新型コロナウイルスでお亡くなりになられました。
僕は小学校の時、月に1回くらい学校を休んでしまうほど病弱でした。
ふと思い出したのは、一人お家で安静にしながら、はなまるマーケットをよく見ていたことです。
「司会のお二人はとても感じのいい人だな〜」と子どもながらに思って見ていました。
そんな思い出があるので、昨日の訃報は、とても寂しい気持ちになりました。
お悔やみ申し上げます。そして、日本中にたくさんの笑顔を届けてくださり、ありがとうございました。
現在もなお、世界中で新型コロナウイルスが原因で多くの人が苦しんでいます。
今私たちが避けるべきことは何か?
それは"医療崩壊"です。これだけは何としても避けなくてはなりません。
2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災も確かに大変でした(私自身、どちらも小学生だったので薄っすらしか覚えてませんが)
しかし、今回はいつ終息するのかわからない不安や、雇用という私たちの生活に密接的に関わる部分での不安など、先行き不透明な今後に対して悲観的になってしまいます。
今回の騒動は間違いなく、日本に住むすべての国民が自分ごと(当事者意識を持つ)として、考えなくてはならないのです。
ここから私たちは新型コロナウイルスという未知のウイルスと長期戦で戦っていかなければなりません。
誤解を恐れずにいうならば、テレビから流れてくる情報は、少し騒ぎすぎな面もあると思います。
「まったく恐れる必要ないよ!」と言いたいわけではありません。
ここでは、正しく恐れるための知識を身につける必要があると思います。
ぜひ以下の記事を読んで欲しいです。
https://toyokeizai.net/articles/amp/345872?display=b&_event=read-body
とても重要なことが書かれています。テレビニュースでもここに書いてあることを触れて欲しいと思うのですが、なかなか触れてくれません。
以下、僕なりに要約もしますので簡単にですが勉強していきましょう。
〜この記事で大切なこと〜
★3つの数字を知っておこう
①基本再生産数
一人が平均で何人に直接感染させるか?
新型コロナウイルスは1人あたり平均で1.4〜2.5人と推定されている。ちなみにこの数字は何も対策をしなかった時の数字である。
②実行再生産数
手洗いやうがい、人々の接触削減(三密などを心がける)といった対策が取ることで、1人の感染者が実際に直接感染させる人数。
大切なのはこの実行再生産数が1を下回る(1未満になる)かどうか。実行再生産数が1を下回れば、ほれは新規感染者数が減ること意味する。
ここからわかるのは連日、テレビで流れる
今日の東京の感染者数は130人(4/23)という情報だけで、判断をしてしまってはよくないということ。実際に実行再生産数がどのように推移しているのかを見るべきである。
ただ実行再生産数が下がっているからといって油断をしてはいけない。少しの油断がまたウイルスを拡大させる原因になるからだ。
最後に
③集団免疫率
これは実行再生産数を下げるための方法の一つと言える。
以下は、記事からそのまま抜粋する
人間は感染から回復した後、免疫を獲得する。それによって、その病原体によって再度発症することはまれになる(病原体によって、免疫の強弱、効力の期間などに違いはある)。感染拡大が進むということは、この免疫を持つ既感染者が増えることを意味する。
既感染者が新規感染を遮断する
集団の中に既感染者がいると、彼らは未感染者にとって盾の役割を果たし、未感染者と感染者が接触する機会を減少させることになる。そのため、既感染者の増加とともに、実効再生産数は自然と低下していくことが経験上知られている。こうした既感染者による未感染者の保護効果のことを集団免疫と呼ぶ。
ここでも重要なのは、実効再生産数が1未満になるかどうかである。集団における既感染者の比率が高まれば高まるほど、実効再生産数は低下していき、最終的にはゼロ(新規感染ゼロ)になる。そして、実効再生産数が1に到達するときの集団における既感染者の比率のことを集団免疫率と呼ぶ。
専門家などが「新型コロナでは、人口の6~7割が感染するまで感染拡大は終わらない」と話すのも、集団免疫率が根拠となっている。新型コロナの基本再生産数を2.5と想定し、何も対策を取らない場合(基本再生産数=実効再生産数)に集団免疫率は60%になるからだ。
https://toyokeizai.net/articles/amp/345872?page=2
上記の通り、
私たちが新型コロナウイルスに打ち勝つ方法として、集団免疫があり、何も対策しないと仮定すると日本国民の60%が感染することで、コロナウイルスが終息すると証明されている。
日本国民が1.3億とすると、
1.3億×60%(=0.6)で、0.78億人つまり、
7800万人がコロナウイルスに一度感染し、自然に免疫システムを持つことで打ち勝てるという計算だ。
改めて私たちはウイルスと長期戦になる覚悟をしなければならない。
いまもし仮に全国民が好き勝手に外出し、接触し、マスクをせずに飛沫を飛ばしたとしたら、
この集団免疫率60%に到達するのは容易だ。
しかし、それでは間違いなく医療崩壊するだろう。
今回、明るみになったように
マスクや人工呼吸器、病床に医師などの医療従事者が不足している。
今私たちが好き勝手にすれば、それは医療崩壊そして日本崩壊を招くことになる。
政府は22日、帰省や飲み会をオンラインで行うなど人と人との接触を8割減らすための「10のポイント」をまとめた。
内容として、スーパーでの入場制限や、公園の一律閉鎖、飲食は持ち帰りや宅配にしようというもの。
一人ひとりが行動を改めて見直し、人と人との接触を8割減らさなくてはならない。
そして残りの2割は、
医療従事者や小売業で働く人など、
私たちのために働いてくれるありがたいお方のための2割である。
私たちは2割の存在の人に感謝しつつも、自分たちができる8割の自粛を心がけ自分たちができる最低限度のことを全うし、少しでも早く日常が戻ってくるように努力していかなくてはならない。
接触を削減し、実質再生産数を抑制する。
そして医療崩壊を防ぎながら、1〜2年後までに実用化されるであろうワクチンによって、人工的に集団免疫を獲得し、新型コロナウイルスとの長期戦に終止符を打つ。
これがこれから求められる一つの収束の形であろう。いまこそ、正しく恐れるために私たちは学習していかなくてはならない。
それでは希望を持って前向きに日々できることをコツコツ頑張っていきましょう!
明日からは希望の持てる話題をお届けできるように頑張りますのでお楽しみに〜♪
それでは、またねー!
(終わり)
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