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2022年10月7日 某委員会懇親会備忘録(2)SFプロトタイピング
SFプロトタイピング
プロローグ
委員長の「上部委員会から30年後のキーワードを求められている」に対して私が「フォアキャストかバックキャストかで全然違ってくる」と言ったことから始まった
矢野:未来予測のトレンド説明
フォアキャスティングは、今ある技術の開発速度を加速して未来の技術レベルをかさ上げする。
バックキャスティングは、理想的な未来像を描き、そこに到達する技術の発展道筋を示す。フォアキャスティングと比較して実現可能性は下がるが、技術の跳躍を組み込み、より高い技術水準を想定する。
日本機械学会技術ロードマップ委員会の取り組み
日本機械学会は「技術ロードマップ」の重要性にいち早く気づき、理事会直属の「技術ロードマップ委員会」でフォアキャスティングによる「2030年に向けたロードマップ」バックキャスティングによる「2050年のロードマップ」作成に取り組んでいる。
日本機械学会年次大会会場(富山大)で
— Tomoaki Yano@MAGDA2022in鹿児島2日目OS8-11 (@yanotomoaki) August 5, 2022
持続可能な未来の実現のための技術ロードマップ
が開催されます(年次大会参加登録費が必要です)https://t.co/JQI47noFtVhttps://t.co/dVx6T8WURL pic.twitter.com/IPJeRmJ85R
ロードマップ実現に必要になる部門融合の新分野を探索し、国のロードマップ作成への提言やプロジェクト提案につなげる。
Y委員:王道ですね
未来予測手法には「シナリオライティング」や「SFプロトタイピング」があります。いずれも未来人になりきって未来の社会を体験します
SFプロトタイピング
ロケットや人工衛星などのアイデアもSFから来たとされる。技術革新の道しるべは人間の想像力と、それを実現しようとする意思の力なのかもしれない。
— Tomoaki Yano@MAGDA2022in鹿児島2日目OS8-11 (@yanotomoaki) March 24, 2022
日立、SFが導く研究開発 小説から新技術を議論:日本経済新聞 https://t.co/MyzmNT0DBE pic.twitter.com/JVblTzEKA3
SFプロトタイピング手法でテーマ出しした「ムーンショット」を可視化!https://t.co/MlLjZKhiEy
— Tomoaki Yano@MAGDA2022in鹿児島2日目OS8-11 (@yanotomoaki) June 12, 2022
[新連載]2050年の未来を“可視化” 日本人の暮らしはどう変わるのか https://t.co/TNmL6fwOne
参考文献
1.SFプロトタイピング
2.未来は予測するものではなく創造するものである ――考える自由を取り戻すための〈SF思考〉
テスラのヒューマノイドロボットOptimusにつづく
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