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シンギュラリティサロン#83「ポストシンギュラリティ共生学」視聴(2024年9月29日)

はじめに

日本機械学会年次大会でお話しした方から
シンギュラリティサロンを教えていただいた。

2024年9月29日に最新の話題
「ポストシンギュラリティ共生学」
があった。

私は残念ながら、リニアドライブ技術委員会の見学会と
丸かぶりしていたので

YOUTUBEにアップされた動画を視聴した

ポストシンギュラリティ共生学

【日時】2024年9月29日(日)13:30-15:30
【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
【参加費】無料
【定員】なし

■タイムスケジュールと概要
【講師】山川 宏 氏 (AIアライメントネットワーク 理事)

【討論】松田 卓也 氏(神戸大学 名誉教授)
    塚本 昌彦 氏(神戸大学大学院 工学研究科 教授)
    保田 充彦 氏(ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表 )

13:30 – 13:35  冒頭の雑談(全員)

司会を交えたコアメンバーの雑談
AIの加速度合いを世間は十分に認識していないのではないか

13:40 – 14:40  講演「『ポストシンギュラリティ共生学』の提案」

 山川 宏 氏 (AIアライメントネットワーク 理事)

【講演概要】
本講演では、人工知能(AI)技術の急速な進歩と、人類の知能を遥かに超える「超知能」の到来という人類史上最大の課題を背景に、人類の知恵を結集し、生存可能性を高めるために重要な役割を果たすポストシンギュラリティ共生(PSS)についてお話しします。シンギュラリティ後の世界では、超知能が人類の価値観を考慮せず、自己保存を利己的に優先する可能性が高く、このシナリオが現実になれば人類に壊滅的な結果をもたらす恐れがあります。そこで私たちは、新たな研究分野としてPSSの発展を提案します。

ポストシンギュラリティ共生(PSS)とは
人類が超知能を完全に制御できないという前提のもと、人類の生存確率と福祉を高めるための予防的かつ建設的なアプローチのこと。特定の文化やイデオロギーに依存せず、人類の生存と発展という普遍的な目標を掲げる。
詳しくはこちら

PSSの研究分野は主に、超知能の分析、誘導、および人間の強化という3領域にわたります。これらの研究領域における具体的な研究テーマと、既存の研究との関連性について詳しく解説します。

印象に残ったところ

シンギュラリティ(AIが自分でどんどん進化する状態)の到来時期が早まっていることを、海外の資料で裏付ける。

シンギュラリティに到達して「超知能」が実現してしまうと、
「象」と「蟻」ぐらいの差ができてしまい、
人類はAIに太刀打ちできない

ゴリラと人類の祖先は同じだったのに、
いまやゴリラと人類の文明に雲泥の差がついている。

このような状況はすぐに訪れる。

この時に人類が摂るべき道は
超知能との共生しかない

では、超知能との共生は、どのような形態になるのか
1.人類は、超知能が気にもかけない存在になる
2.人類が動物園の動物状態で飼育される

このような未来しか描くことができない

14:40 – 15:25  討論「人類は『ポストシンギュラリティ』にどう向き合えばよいのか?」

【登壇者】山川 宏氏(AIアライメントネットワーク 理事)
     松田 卓也 氏(神戸大学 名誉教授)
     塚本 昌彦 氏(神戸大学大学院 工学研究科 教授)
     保田 充彦 氏(ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表 )

超知能の出現は、数年後かもしれない

https://singularity.jp/wp1/wp-content/uploads/2024/10/628ba5a6b68ccd202eeb54bb42dda9e8.pdfより

15:25 – 15:30 まとめと次回予告

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

日本人は、危機感がなさ過ぎる認識で一致

寄せられたコメントに対する質疑応答(アフターサロン)

おわりに

司会の方が、ともすれば発散しそうな議論をうまくまとめていくのがすごいなと感心して終わった


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