日本機械学会ロードマップ委員会2022年度第2回ワークショップ(2022年12月23日)
はじめに
日本機械学会ロードマップ委員会2022年度第2回ワークショップが2022年12月23日に開催されました。
今回は、山崎美稀委員長の立てた計画に沿って、前回(2022年度第1回ワークショップ)の成果を踏まえて、それをさらに発展させる内容となっています
第1回ワークショップの内容は、以下のnoteを参照してください
準備
第1回ワークショップはslackを用いた入念な準備のもと開催したが、今回はファシリテータは同じなのでメンバーの班分けが主な注意点となった。
対面禁止令が出た組織などもあり、なかなかメンバーが確定しなかったが、オンライン参加も認める形として、最終的に以下のグループ分けになった。
わたしがファシリテータを務めるグループBは、エンジンシステムの今村先生以外はメンバーが入れ替わった。なかなか継続するのは難しいところがある
毎回、始まる前は、うまく行くかどうかドキドキものである
日本機械学会ロードマップ委員会2022年度第2回ワークショップ(2022年12月23日)
日時:2022年12月23日
会場:日本機械学会会議室
13:00~13:30 開会の挨拶と本ワークショップの趣旨説明
(日立ハイテク・山崎美稀)
初めて参加された委員もいるので、本年度の活動計画が説明された。
さらに、今回のワークショップの位置づけと今回のワークショップでどこまで話を進めるかの説明があった
グループ討議
ここから、グループに分かれて討議開始。ファシリテータの腕の見せ所である
13:30~14:00 第1回目で創発した社会像のレビュー
第1回目の成果物をF1のフォーマットに落とし込む。
わたしが第1回の「社会像」を説明していると、「これって社会像ではない」とクレームが出て、「社会像」を捉え直すところに戻り、予想外に時間を使うことになった。
時間がかかったが、下記のようにまとめ直すことができた
14:00~16:00 社会像実現のための重要なステップの定義1
現在と実現したい将来の重要な違いを抽出する作業をおこなう。
16:00~17:00 社会像実現のための重要なステップの定義2
<F2>にもとづいて、重要なステップにおける将来課題の組織化を行う
全体共有
ここで、全員が一堂に会して、報告会を行った。
15:45~16:305.グループ討議の全体共有と全体討議
各グループ、独自の表や図を作成して、それぞれが異なるまとめ方になった。
今後は、各グループごとにネット討議システムを上手に使ってオンラインで今回の成果を以下の図のような形にブラッシュアップしていくことになった。
本成果物を、日本機械学会の新融合領域の検討に役立てることを考えている。
slackは、セキュリティに問題があるとのことで、別のシステムの案内が後日事務局から送られてくることになっている。
報告
日本機械学会より、公式な報告が公開されました
おわりに
未来予測は今後ますます重要になってくる。ファシリテータとして経験を積み、その経験を活かして電気学会の委員会や日本機械学会の委員会において、アクチュエータの将来予測を行う形で役立てていきたい
第2回以降は、公開1年以内なので日本機械学会会員以外には「まえがき」しか読めないようです